たにんにあわせたしあわせは

どんなにねがっても

けっしてかなうことがなかった

せいしゅんじだい

でも、ぺんとかみでたたかって

じぶんじしんとむきあったとき

 ちえをつけ、みちびきだしたこたえが

こころのゆたかさをもつことだった

しっぱいばかりして

しょっぱいなみだのあじばかり

おもいだすせいしゅんは

くつうばかりだったから

あのころはしっぱいからまなぼうとせず

ふたをしてふかいうみのそこに

しずめていた、かこのきおく

むかしのりょうしんに

さみしいおもいをしてつらかった

ほんとうはたすけてほしかったと

こどものわたしが

したのおとうと2りのせわで

いそがしくはたらくははにいえずに

がまんしていた

ことがこころにのこるこうかい

いま、おもいだしても

わたしのせいしゅんはこうかいばかり