「素直だよね」
「素直で良い子だよね」


今まで沢山の人に言われてきた。


言われても、あまり嬉しくない時がある。
相手は褒め言葉として言ってくれている。


でも、どんな状況・場面で
どんな理由で言ってくれたかによる。


素直に喜べない、
の時点で素直じゃないのかも(笑)


また、よく成功哲学、自己啓発本などに
「素直に実行せよ」的なことが載ってることもありますよね。


これにも昔から違和感が。


素直の意味とは。


両親が昔 言った。 
「親の言うことは素直に聞きなさい」
少し反論すれば
「親の言うことが素直に聞けないのか」
「親に口答えするな」


子供の言い分は関係ない。
親の自分達はできていないことも、子供ができないと怒られ、ダメな子 呼ばわり。
父には人格を否定され、母はヒステリックになり、しばらく冷たい態度を取られ続ける。


きっと私のベースは

素直になる
=どんなに理不尽でも、相手が怒らないように、嫌われないように従うこと


このベースがあるから、あらゆる人間関係でこじらせた。


元彼が言った。
「お前って素直に言うこと聞いてくれるから
いいんだよな」

ロングヘアーが好きだから、髪は切らないでほしいとか。
痩せてる子が好きだから、もっと痩せてほしいとか。(38kgとかでガリ痩せだったのに)

従った。

疑う事もしないので、だまされお金を貸したこともあった。
病気になった、おじいちゃんが死んだなどの不幸話をされてお金を貸した。後にウソだとわかった。


また、どの職場の先輩にも
理不尽な事を押し付けられたりする事も多かった。


私にとっての〝素直〟は従う事を強制されているような、だまされやすいと言われているような気持ちになった。


この↓記事の例にも当てはまる事。

でも、心の事を勉強するようになって
それだけじゃないことも気付けた。


出てきた感情に素直な事。


対相手であれば、
すごい、面白い、きれい、かわいいなどを
伝えるし、
納得できない事、疑問に思った事などあれば言い方を工夫して伝える事もある。
(伝え方は常に勉強中)


物事の捉え方も変わったので
違和感や、感情の動きに敏感になった。
心の声をそのままにせず、
向きあうことも出来るようになった。


自分に素直になった。


素直に限らず、言葉の捉え方って
人それぞれ。


違和感を感じた時に
どういう捉え方でその言葉を発したのか、
その疑問をぶつけあえる相手なら
その人の捉え方も聞いてみるのも
発見があるかも。


でも、まずは自分がどう捉えているから
その言葉に嫌な感じがしたのか
向き合ってみるのがいい。


思い出した。
これ↓も似たような話。