あなたにとって、空を飛ぶってどういうことですか？

昨日の夜はスイスから発信のしつもん読書会に参加しました。

いつも素敵な絵本をセレクトしてくれる泉ちゃん。

今回の絵本は『空の飛びかた』。

原題はドイツ語で『空を飛ぶことを学ぶ』という意味だそうです。

こんにちは。長安知子です。

ここのところ、自分で開催するより、参加する方が楽しくなっているしつもん読書会。

またまた、ステキな絵本と出逢ったのでご紹介しますね。

今回の本は表紙を見てもわかるように、おじさんとペンギンが主人公のお話。

さて、この表紙を見て、あなたはどんなお話を想像しますか。

裏表紙はこんな感じですよ。

私はこんな風に想像しました。

「空を飛びたいペンギンと、空を飛びたい人間が相談して…

お互いにどんな風に飛ぶか考えて色々と一緒に試してみるお話。

そのうちに空を飛ぶってどういうことかなってきづくのかも。」

他にもいろんな想像が飛び出しましたよ。

「空を飛んだ時のおはなしをしている。」

「おじさんの希望でペンギンを飛ばしたいと思った話。」

「自分の中の世界の広げ方をペンギンがおじさんに教えている。」

などなど。

同じ絵を見てもいろんな発想があって面白いですよね。

この本に質問したいことを出しあったら、いよいよ読み聞かせ。

色づかいはシンプルだけど、デッサン風の筆づかいはとても細かくてたくさんの線が書いてありました。

そこがまた、いろんな感情を呼び起こすというか。

想像の世界へ連れて行ってくれるというか。

お話は、一ページ目から、想像を超えた展開で、びっくり！！

意外なお話にドキドキした人も多かったみたい。

絵本のよみきかせが終わった後に、感じたことを伝え合うって素敵な時間♪

1人では消化しきれないことも、腑に落ちてきたり。

自分にはない発想で視野が広がったり。

共感して響いてくる言葉もあったり。

伝える前の問いかけがあるから、自分の内側にある言葉が出てきて、豊かな時間になるんですよね。