どうも。Johnnyです。
少し遅れての投稿にはなりますが、先月の話です。
9月15日。キャロットクラブにて第1次募集申込みの結果発表がありました。
その結果報告をしていなかったので、その結果について色々と書いて行こうと思いますが、
実は、、、
この夏は自分にとって誰にも変え難いくらい大切な存在だった人が7月末に亡くなり、私自身競馬どころではなかったんです。
自分が幼稚園児の頃から沢山お世話になった方で、血は繋がっていなかったですが、時に父親のように厳しく、時に祖父のように優しく温かく、時に友達のように笑い合い。まぁここでは書ききれないくらい自分にとっては本当に大切な方でした。
まぁとにかく辛かった。別にそこまでしなくても良かったかもしれませんが、X(旧Twitter)では「競馬から離れる」というポストを投稿しました。
誰かに心配してもらいたいから。
構ってもらいたいから。
大丈夫?と言ってもらいたいから。と言うわけでなく、素で自分自身の心が競馬から距離を取ろうとしていました。
競馬は見る気にならないし、会う人には必ず「痩せた?」と聞かれるほど体重が落ち、まぁ正直精神的に参っていました。
スタートから暗い話で恐縮ですが、
と言った事もあり、私自身、今年の募集馬は殆ど目を通していません。正しく言うと目を通す事ができなかった。
カタログもこの記事のカバー画像を撮影する為に今、開封したくらいです。笑
9月になり、お世話になっている方々から今年のキャロットはどうするの?と連絡をもらい、「あ、キャロットもそんな時期か」と思い返し、久しぶりにクラブのサイトにもログインをし募集馬リストを眺めたわけです。
ただ、気が乗らない。進まない。ワクワクしない。
競馬の事になると熱くなる性分の自分ですが、今年は申込みしなくても良いかなと。
あ、でもバツ取りはした方が良いのかな?とも思ったり。
さて、どうしようかと。
ただ今年の募集馬リストで「◯◯の22」と繁殖牝馬の名前がズラッと並ぶ中で1頭だけ、スマホの画面上から自分の目に飛び込んで来た字面がありました。
あ、この馬で申し込んで抽選外れてのバツ取りなら後悔ないし、運良く当選したら絶対楽しめる。
馬体、歩様、測尺、普通なら色々と見ないといけないのかもしれません。
ただその時の自分はそんな事は関係なかった。
※キャロットの2歳馬・ミダースでご一緒している方々にツアーの情報などちょいとばかしご教示頂きましたが笑
そこで申し込んだ馬がこの馬です。
まぁ私を良く知る人なら、予想的中だったかもしれないですが、ラドラーダの22に出資申込みをしました。
自分としてはそんな簡単に話は進まないと思っていたのですが、実は9/15の前日時点で結果は分かっていましたので結果が分かる当日はそんなドキドキしなかったのですが、遂にこの血統に出資できる日が来たか!と。
自分が競馬を見始めたのは2002年。
シンボリクリスエスとゼンノロブロイの存在に心を撃ち抜かれてからはひたすらに藤沢和雄厩舎の馬を追い掛けていました。
藤沢和雄厩舎ファンとして競馬歴の中を駆け抜けていた訳ですから、レディブロンドの快進撃も、その娘ラドラーダの走りも見て来ました。
そして自分が一口馬主を始めたのは2017年。
その年のダービー馬は愛すべきレイデオロ。
一口馬主を始めた時からレイデオロの下。言わばラドラーダの子には出資したいな。と思っていましたし、だからこそラドラーダの22に出資申込みをしました。
いざ、こうして出資が決まると言葉にできないものがありますね。本当に。
この夏は本当に辛かったけど、これで少し気持ちも晴れるかなと。なぜなら自分は競馬が好きだから。
・ラドラーダの22
父キズナ
母ラドラーダ
母父シンボリクリスエス
牝 美浦・木村哲也厩舎
さて、この馬に無事、出資が決まって、49日の法要も無事終わり、ようやく自分自身心の整理も付いてきた頃合いです。
落ちた体重もすっかり戻りまして、食わず嫌いだったイチゴとメロンもフルーツタルトも食べれるようになった。あと春巻きも!
そんなこんなで今はクラブのHPのMyHorseの欄にラドラーダの文字が反映されてニヤニヤしています。笑
そういえばの話ですが、自分が一口馬主を始めた2017年、そしてキャロットクラブに入会した2021年から今年の2023年の中でもラドラーダの子は何頭も募集されていますが、その中でも自分が出資できる可能性があったのはこの馬だけなのです。
ただ裏を返せばキャロットの顔とも言える人気繁殖牝馬の子がバツ無しの自分にも回って来たという事はそれだけ世間の評価も低く、人気が無かったというのも事実。
母ラドラーダ自身が高齢になってきた点、半姉が中央未出走で引退となってしまった点などまぁ世間の出資意欲を下げる要素はいくらでもあるわけで。笑
でも今年の自分にはこの選択肢しかなかった。
大好きな競馬から1ヶ月半離れた事で今までとは景色の見え方が変わった事もあった。
だからこそ、この馬しか見えなかった。
今は“レイデオロの妹”という枕詞だけが一人歩きしてるかもしれませんが、全然OKです。笑
自分はそこに惚れたのだから。笑
では、ご一緒の方々よろしくお願いします!
※当記事で使用しているお写真は一部キャロットクラブより転載許可をいただいて使用しております。