どうも、Johnnyです。

先日の話ですか。日付で言えば3/18。

実はその日は私自身一口馬主生活初の1日に出資馬が2頭出走と良い意味で忙しい日でした。

中京では先日、記事も投稿させて頂いたダンルースが出走、そして中山1Rにはランドオブラヴが出走しました。

ダンルースの方は嬉しい結果でしたが、こちらは、、、

折角ですので、こちらも少しばかり回顧の方をしていきたいと思います。


そのランドオブラヴですが、中山1Rの3歳未勝利戦(ダート1200m)に出走し、結果としては8着でした。


その今回の出走にあたって前走(2022 12/11 2歳未勝利 中山芝1200m)を簡易的にに振り返りますが、

その前走は、道中抑えが効かず、直線ではお釣りも無く、自滅する形で直線は後退。おまけにタイムオーバー負け。とこの結果がこの馬の全て。であれば、勝ち上がる事はまず不可能。と思わざるを得ない結果でした。


幸いにもレース後に「こんな馬ではない」と蛯名調教師がコメントしてくれたのがせめてもの救いと言ったところでしょうか。


そして迎えた今回の競馬ですが、陣営もランドオブラヴへの“折り合い”という課題を考慮し、

競馬新聞などの調教欄を見れば、「追走」の文字が並んでいたように併せ馬では馬の後ろで我慢させ、前の馬を追い抜くという追い切りを何本も消化し、

レース当日は馬装もこれまでとは違ってクロス鼻革に切り替えるなど、かなり工夫してくれていたように思います。


また条件もこれまでの芝からダートへ。

そして鞍上も横山武史J(以下、横山武J)へと乗り替わり。と今回の出走にあたっては多面での変化があっての出走でしたが、前走の内容を踏まえると一度リセットをする。といった意味でも条件などを変更する上では良いタイミングだった。というのが私の主観でしょうか。


そのレースですが、スタートこそ五分のスタートでしたが、二の脚が速く、芝とダートの変わり目辺りでは好位に取り付き、前に行く2頭を見ながら3番手の位置で競馬を確保できました。

前述した通り、この馬の課題は“折り合い”ですが、↑の画像を見てもわかるように、横山武Jも前半は位置を取りながらも道中は馬の後ろに入れて前に壁を作り、折り合いを意識して乗っているのがわかりました。

私は中山競馬場のモニター越しでの観戦でしたが、横山武Jは重心が下がり、必死に宥めようとしているのが見て取れましたね。

ただ決してランドオブラヴ自身も頭を上げて鞍上と喧嘩しているわけではなく、折り合いは付いていた印象でした。

レース当日は生憎の天候で朝から雨が降っていた影響で馬場状態は重の発表でしたから、雨の影響で前が止まらない馬場であったとすれば、道中は絶好位で競馬を進められたように思います。


後は前を交わすだけ!といったところで迎えた直線ですが、レース後に横山武Jもコメントしていたように少し4角で外に膨れるところもあったように多少のロスこそありましたが、直線入り口で前を行く勝ち馬との差は決して絶望的なものでは無かったですし、これなら!と言うところだったんですけどねぇ。


いざ、追い出されてからは伸びを欠いて、前を交わすことができず。更に後ろからも交わされてしまい、冒頭にもあったように8着でのゴールでした。


そうですねぇ。前半の600mも34.5と決して速くはなかったですし、ハナを叩いた馬、そして道中2番手で競馬を進めた馬がそれぞれ1.3着と結果的には前残り決着でしたからね。

この結果を思うと正直8着では物足りない。というのが本音です。


陣営もコメントしているように次走はまた間隔を空けて。ということになりそうですが、この馬は度々書いてきた“折り合い面”だけでなく“馬体重”という課題も抱えています。

馬体が減りやすいが故に、続けて競馬を使えない。調教でも攻めきれず加減せざるを得ない。といった負のサイクルが発生してしまっているように、出資者の立場としてこの馬を客観的に見ると、この記事のタイトルにもありますが、“難しい”という字面以上に難しい馬なのかな。と思いますね。

この先、勝ち上がるにはこの多面に渡る“難しさ”と向き合いながら、ランドオブラヴ自身の成長が必要なのが実際のところでしょうか。


ただ悪いことばかりでは無く、

前走は冒頭にもあったように自滅のような形でのタイムオーバー負けで最後はやめてしまうようなところがありました。

それを思えば今回は直線伸びを欠いて後ろの馬から差されはしたものの、横山武Jが見せ鞭を入れながら最後まで追うのを止めずに競馬を終えれたことは良かったと思います。

道中の折り合いも冒頭にも書いた通りに、陣営の様々なアプローチが功を奏したのもあると思いますし、今回も道中は馬の後ろで前に壁を作りながら競馬を進めていたことで前走よりは目で見て分かるレベルでマシになっていましたからね。

今回で一旦リセット。という意味では決して悪い内容ではなかったように思っています。


長くなって来たのでここらで終わりにしましょうか。

ここまでお付き合い頂きありがとうございます。

いやぁこう色々書いていても何だか頭を抱えてしまうと言いますか。

やはり中央競馬界では3歳8月までに勝ち上がらないと。という事実が付いて周りますからね。

そうも思うとランドオブラヴも3歳3月の時点でまだ未勝利の立場。

今回の競馬に至っても、勝ち馬から1.5秒差負けですし、決して褒められた結果でないのは事実です。

それは私自身も重々承知の上です。笑

ただ新馬戦の勝負所での手応え、そして陣営のこの馬への評価を思うと勝ち上がりは決して不可能では無い。と思うのです。

そんな思いから、なんとか今回の内容が次走に繋がって欲しい。というのが今の心境です。


ではまた。次走は結果、そして内容共に今回以上を期待しています。


当記事で使用しているお写真は広尾サラブレッド倶楽部より転載許可をいただいて使用しております。