つい先日の話ですが、、、
キャロットクラブにて2021年産募集馬の出資申込みがあり、私自身も無事希望していた馬に出資する事ができ、今日も丁度1歳馬の近況更新があったのでその近況を見ながら1人でニヤニヤしていたところです。笑
といったように、私自身東サラなど他のクラブでも一口馬主ライフを楽しんではいるものの、只今は絶賛キャロットでも一口馬主ライフを満喫しているところです。笑

さて、そんなキャロットクラブですが、私は念願叶って昨年、新規で入会した身であります。
そんな私を新規入会へ導いてくれたのが当時の“シュピッツェの20”。
そのシュピッツェの20こそ紛れも無く出資馬エルフォルクになります。

さぁここからが本題です。
明日の中山競馬5R メイクデビュー中山 芝1600mにて出資馬エルフォルクがデビュー戦を迎えます。

折角ですので、色々と見解を書いていきたいのですが、、、
ただ明日は新馬戦です。
当たり前ですが、まだレース経験のない馬達の競馬になりますので、相手関係や展開などはなかなか推測し難い面があります。
それも踏まえ、出資が決まってから明日デビュー戦を迎えるという流れの中で、現時点での出資馬エルフォルクについての私なりの見解をいくつかの項目に分けて書いていきたいと思います。
長々とした文章になるかとは思いますが、お付き合いのほどよろしくお願い致します。
では参りましょう!

・臨戦過程、及び状態面

さて、明日デビュー戦を迎えるわけですが、気になるのは状態面ですよね。
その状態面ですが、明日がデビュー戦というわけですし陣営も目一杯仕上げているということはないと思いますが、この馬の現状の能力を出せるだけの状態にはあると見ています。

エルフォルク自身、5月にゲート試験に合格してからは一旦、山元トレセンに放牧に出され体力強化といった形で乗り込まれていましたが、その甲斐もあって8月末に美浦トレセンに帰厩してからはバリバリ調教を積めています。
時計こそは決して目立つものではないですが、坂路と南のウッドを使い分け、
併せ馬では格上でもあるロードヴァレンチ(2勝クラス)を相手に互角の動きを見せているように非常に内容の濃い調教を重ねてきた様に思います。

また、これはあくまで私の推測論で全く信憑性のない話なので一概には言えないのですが、、
明日、エルフォルクが出走する『牝馬限定の芝1600mの新馬戦』ですが、実は競馬場こそ違えど来週の土曜日、東京競馬場にて同様の番組が組まれています。
仮にエルフォルクがまだ仕上がっていなかったり、追い切りが一本足りなかったり。などと状態面に不安があれば、予定を来週に先延ばしすることも一つの手だったはず。
その中でもきっちりと予定通りここを使ってくる以上はそれなりの状態には仕上がっていると私としては見ています。
あとは明日がなんせ初の競馬ですからね。パドックで物見をしているか?発汗は大丈夫か?など、私も明日は現地で応援するので当日の気配は良く見ておきたいと思っています。

・中山芝1600mという舞台設定

エルフォルクの状態面については色々と触れてきましたが、明日の中山芝1600mという舞台についても触れていきましょう。
と言いたいところなのですが、、、
当たり前ではありますが、私自身エルフォルクという馬の実戦での走りは見たことがありません。
ですので大元、明日の条件が合うのかは未知な面がありますので、ここで触れる適性等もあくまで推測にはなってしまいます。

そうですね。JRA-VANにて最終追い切りの映像がアップされていたので拝見しましたが、

右回りでの動きを見ても直線入り口で手前替えの際に少しフラ付く面を見せていたようにまだ完成途上な面は見せているもののコーナリング自体はスムーズですし、右回りが合わない。という事はないはずです。
更に、最終追い切りだけでなく1週前、2週前と右回りの南のウッドで時計は出していますし、格上相手に併せ馬を何本も消化してきていますからね。
明日のトリッキーな中山コースを走る上で中間、しっかりとトラック(コーナー)を経験できているのは決してマイナスではないですし、明日も走りそのものは格好は付けてくれると見ています。

また明日はフルゲートの16頭立ての中でも7枠13番と中山芝1600mという条件の定説から言えば不利な枠順からのスタートになりました
これに関しては外枠を引いてしまった他の馬も同じ条件なので、仕方ないとしか言いようがないので無事ゲートを決めて好位から競馬を進めてほしいですね。
先週のオールカマーの結果を見ても、内をロスなく立ち回り、直線も進路を内に取った馬が上位を独占したように、外外を回って大外一気での競馬は厳しいはず。
流石にこの特殊な馬場状態は明日手綱を取る石橋脩騎手(以下、石橋J)も頭に入れているでしょうし、何とか上手に立ち回ってもらえれば良いなと思っています。

・筆者(出資者)の現時点での評価

さてさて、冒頭にも書いた通り、私自身この馬への出資によって晴れてキャロットクラブへの入会となったわけですが、、、

正直、エルフォルクは新規会員でも出資が出来た馬というわけですから、募集時の評価及び人気は決して高かったわけではありません。
ですからこの馬に出資している方の中には期待よりも不安や半信半疑な面が勝っている方もいるかと思います。
本音を言えば出資している私自身ですら5月中旬に中舘調教師から「根本的な体力不足」とコメントをされた時には、「無事にデビューできれば良いかな。」と内心消極的でした。

ただ、先述したように5月中旬に再度山元トレセンにて体力強化を図ったのがエルフォルクにとってはプラスだったのでしょう。
8月末に再度、美浦トレセンに帰厩してからは乗り込みも非常に順調で、

↑の記事は、エルフォルクに出資されている方であれば目を通したことのある方も少なくはないかもしれませんが、

調教での動きをメディアの方に取り上げられるまでに馬自身は良化しています。

私としても最初は半信半疑だったこの馬への評価が、↑の記事を見て、「この馬意外とやれるかも?」という前向きな評価に変わりつつあります。


↑2022/5/11 山元トレセンにて


↑2022/8/17 山元トレセンにて

※5月時と比較すると毛艶や馬体のシルエット含め、素人目とはいえ確実に良化しているのが伺えるかと思います。


私自身、一口馬主生活の中で決して多くはないですがそこそこの数の馬に出資をしてきました。
その中でも2勝、3勝と勝利を手にしてくれた馬、そして出走機会全てが二桁着順で3歳8月までに勝ち上がる事が出来ず引退となった馬とその戦績は様々なものでしたが、
現時点でのエルフォルクの調教での動き、併せ馬の内容や時計などの要素から判断して、私の中では前者に当てはまると見ています。
例え時間が掛かったとしても1つは勝てるだろうと思っていますし、何より↑の記事であった通り、既に初勝利を収めている僚馬のクラックオブドーンを手応えで圧倒しているだけ動けるなら!と期待はしています。

競馬は相手があってのものですし、明日勝てるかはわかりませんが、少なくとも“新規会員でも出資できるような馬”という文字列通りの馬ではない。
そんな馬であって欲しいな。と思っています。

・総括

さて、ここまで駆け足で色々と書いてきましたが、明日、どんな競馬になりますかね。
良い意味で全く読めません。笑

まぁ折角、現地で応援出来るわけですから明日は楽しんで来たいと思っております。
来週であれば口取りも再開していますし、スーツを着てネクタイを締めて競馬場に向かっていたわけですが、、、
冗談です。笑

エルフォルク。馬名の意味はドイツ語で“成功”。
明日、例え勝てなかったとしても、厳しい内容になってしまったとしても、エルフォルクにとって先々の成功への道標になるような競馬が見る事が出来れば私としては嬉しい限りです。

ではエルフォルク。応援のほどよろしくお願いします。

※当記事で使用しているお写真は一部キャロットクラブより転載許可をいただいて使用しております。