皆様どうも。ごきげんよう。Johnnyです。

お盆休みですが楽しくお過ごしでしょうか?

楽しくお酒を飲むのも良いですがアルコールは水分ではないので注意してくださいね!笑

と自分に言い聞かせている次第です。。。


まぁ私の話は置いといて。

先日、東サラにて出資が確定した4頭を紹介させて頂きましたが、

↑東サラでの2021年産出資馬一覧


これまた折角ですので具体的な出資理由や出資馬に期待する適性など色々と書いていきたいと思います。

※ただ先に言っておくと、私は歩様や馬体を見て走る馬を見抜くという点に関してはほぼ素人同然です。

馬体に関しては私の眼に映った雰囲気、直感などかなりざっくりとした判断でかなりレベルの低いものになっています。

私自身、「一口馬主では走る馬が持てたらいいな」と常々思ってはいるものの、基本夢追い形のようなタイプの人間ですので、出資馬選びは思い入れのある血統や厩舎などに偏りがちです。

もちろん根拠と言いますか、自分なりに納得行く理由があっての出資ですが、正直はっきりとした根拠でない事も多々。笑

ですので、このブログに目を通して下さる方々は「こーいう考え方の人もいるんだぁ〜」くらいのアットホームな具合で見て頂けると幸いです。

寧ろ、この馬〇〇だよ!などご教示下さる方や何かご意見ある方はコメント欄にコメントを残してくださると嬉しいです。

是非勉強させてください!


さて、では早速書いてまいりますか。

まずは、この馬から。


レッドシェリールの21

父レイデオロ

母レッドシェリール

母父 ゼンノロブロイ

牡 栗東・中内田充正厩舎

↑写真は7/8の更新より。


・出資理由


今年の東サラ第一希望であり、是が非でも出資がしたかったレッドシェリール21。

当ブログでも私が藤澤和雄厩舎ファンであることは何度も触れていますが、この血統はそんな藤澤ファンにとってはたまらないものです。

5代血統表を見ても

レイデオロ、レッドシェリール、シンボリクリスエス、ラドラーダ、レディブロンド、ゼンノロブロイとこれだけの馬がズラリと並びます。

更に今名前を挙げた馬達は私自身、全て現役時代を良く知る馬達。

そして私が一口馬主を始めるにあたって初めて出資したのがこの馬の半兄レッドアルマーダ。とこの馬の血統を遡れば私のこれまでの競馬の思い出を語り尽くすことが出来ると言っても過言ではない、まさに思い出の掻き集めのような血統です。


時を戻せばレッドシェリールにレイデオロが種付けされたと聞いた時から。

そして無事に誕生し、この馬がこの世に生を受けたとの知らせを聞いた時から。

とにかく出資に関しては強く意識していた一頭ですので出資が決まって喜んでいますし、無事に行けば来年の今頃にはデビュー戦を迎えているかもしれませんからね。その時が本当に楽しみであります。


・馬体、血統、馬自身について


この馬に関してはとにかく前述したように血統背景に惚れ込んでの出資ですので、あまりこれと言って言及する箇所はそこまでないのですが、太鼓持ちになってしまってはいけないので、敢えてクラブからの歩様動画を見て少し気になった点を挙げておきたいと思います。

その気になった点は、立ち姿を撮影されている際に引き手の方が手を振り意識をそちらに向けるようにしていたり歩様時も首を振って煩い面を見せたり、終始尻尾を振ってみたり所々で気性面での幼さが垣間見える点

動画を見た中ではパッと見、この点は気がかりでしたね。

やはり半兄のアルマーダも競馬の中で他馬に囲まれるのを嫌うような面は見せていましたし、この馬自身も常に耳を動かしている面を見ると周りを気にする面があるのかな?とも思います。

あの様子を見る限りでは競馬に行って道中の位置取りなど少し注文の付くタイプになる可能性もあり得るかなと思いますし、この点は今後のクラブからの更新内容や動画を注目して見ておく必要がありそうです。

ただ大元の話、そもそもがまだ1歳ですからね。今後の成長過程の中で気性面など変化していくことは容易にありますし、今後も長い目で見守っていきたいと思っています。


馬体や馬自身の特徴ですが、敢えてコメントするなら馬体重

直接的な要因かはわかりませんが、半兄のレッドアルマーダは身体が大きかったことが脚元の故障に繋がっていた。と考えれば、レッドシェリール21自身の馬体重の420キロ(6/17公開)は現状大きな故障も無く走れている半兄のレッドラマンシュ寄りと言えるでしょう。

身体が小さめに出たこと、そして父レイデオロも大きな故障とは無縁だったことからも少しは故障リスクが軽減されるのではないかなとは見ています。

脚元の不安と隣り合わせで無念の引退となった半兄アルマーダの分もこの馬には大きな怪我等なく、とにかく無事にターフを駆け抜けてもらいたいなと思っています。


・予想する適性(芝ダート、距離など) 


初めにですが、私が思うに、レイデオロ産駒の適性を語る上で重要になってくるのは産駒の母方の血だと思っています。

Kingmambo系種牡馬が繁殖牝馬の特徴を引き出しやすい傾向にある点やレイデオロ自身もその例に倣って母ラドラーダや3代母ウインドインハーヘアの影響を強く受けている事(あくまで私の持論ですが)からも、レイデオロ自身も繁殖牝馬の特徴を引き出すようなタイプの種牡馬だと見ています。

※私としてもこのKingmambo系種牡馬が繁殖牝馬の特徴を引き出しやすいという点は、同じKingmambo系種牡馬のロードカナロアが現役時代は短距離で無類の強さを誇ったのに対し、産駒では2400mでG1を勝つ馬や2500mの重賞を勝つ馬が出ているあたり決してオカルトなどではなく信憑性の高い話だと思っています。


これらのことからもレッドシェリール21。

母レッドシェリール自身が東京芝1800mで2勝しているようにまず大まかな適性としては大箱の芝中距離向きにはなってくるでしょう。

またレッドシェリールが東京コースで長く良い脚を使っての差し切り勝ちだったことや、半兄のレッドアルマーダも長く良い脚を武器に3勝クラスまで出世した点からもおそらくスパッとキレるタイプよりは長く良い脚を使うタイプを想定しています。

仮にこのようなタイプであれば東京コースなんて持ってこいの舞台ですよね。

それに父レイデオロ、父父シンボリクリスエス、母父ゼンノロブロイと3頭共に東京競馬場の舞台でG1を勝っていますからね。

流石にG1の舞台とは言わないですが、この馬が東京コースでどんな走りをするか。是非見てみたいものです。


・総括


ようやく総括になりますが、少しここらで面白い話を一つ。遡ることもう15年近くも前の話です。

当時、武豊TV!にてゲスト出演された山本英俊オーナーが「セリで良い繁殖牝馬を買ってきました」と仰っていましたが、その繁殖牝馬こそがレッドシェリールの母にあたるマンダララです。

マンダララは繁殖牝馬として2006年のカルティエ賞最優秀3歳牝馬にも選出されたMandeshaを出しているように非常に優れた繁殖牝馬で日本でも東サラお馴染みの馬を何頭も出しています。

ただこれだけ優れた世界的に名の通った血ではあるもののマンダララの牝系から日本国内では未だに重賞級の馬は出ていないのが現実。

そこでこの世に生を受けたのがレッドシェリール21です。

山本英俊オーナーが非常に懇意にされていた藤沢和雄調教師の粋が集結したこの血統からマンダララ牝系の大物が出る。なんてことがあったら。。。

ちょっと夢を見過ぎですかね。笑


話は少し逸れましたが、このようなエピソードもありますし、今からでもデビューが非常に待ち遠しい限りです。

とは言うものの、正直な話をするとレッドシェリール21。

募集時から総申込口数が1000口を超えるような人気馬ではなかったですし、募集馬全体の中でとりわけ評価が高かった。というわけではありません。

※寧ろ酷評されているのを数多く目にしてきました。笑

ただ、私自身、一口馬主の楽しみ方としてG1ホースに出資するだけが楽しみではない。と思っています。

もちろん走る馬に出資するのが1番楽しめるのかもしれませんが、現役時代好きだった馬の産駒、お気に入りの血統、好きな厩舎に夢を見る。など出資馬選びはまさに十人十色。

私としてはこの馬に関しては前述の出資理由の項目で書いたことが全てです。


長くなってきたのでここらで終わりにしますが、

今思い返すとクラブの募集動画に「名伯楽の遙かなる旅路を辿ってみるのも競馬の楽しみの一つです。」とのフレーズがありましたが、全くその通りですね。

レッドシェリール21。叶うことなら凄い馬になってもらいたいです。

最後になりますが、ご一緒の方々、よろしくお願いします。

コロナが終息し、もし巡り合う時があればこの馬の口取り撮影の場でお会いしましょう。


※当記事で使用しているお写真は東京サラブレッドクラブより転載許可をいただいて使用しております。