日本へ向かう飛行機の中で、週刊朝日 9/15号を読んだ。
その中の書評。
「病の神様」 横尾忠則
「大部分の病気はその人間の心や意識が創造した
架空の非健康体なのではないだろうか?
病気だと思っている状態では、実は仮の姿で
本人が無意識に病気を求めているのではないか?」
「病は気から」という言葉があるが、
「肉体が先か、心が先かといった時、たいていの人は
心が先だと思うが、実は肉体が先ではないかと僕は考える」
例として
48回のマラソンを完走した君原健二選手は
過剰な練習で脚を痛めても、医者の忠告には従わなかった。
「何かから逃れたいという気持ちが痛みを生む。
見せかけの故障にだまされちゃだめなんです」
同じマラソンの有森裕子選手も
「痛いから走れないのか、(心のどこかが)走りたくないから
激痛を起こすのか、真意がいつもつかめない」
とありました。
人は目標を持っていると、生き生きします。とっても頑張れます。
こころの安らぎがない事に気がつくと、逃げたくなるときもあります。
そんな弱気な気持ちが、痛みとなって現れるのでしょうか?
体を壊したとき、「何かから逃げ出したかったかな?辛かったかな?」
と自問してみると良いかも知れませんね。
私も少し昔を振り返ってみると、思い当たる部分もあります。
いつも優しく人に接することが出来るよう心を安らかに保ちたいですね。
- 横尾 忠則
- 病の神様―横尾忠則の超・病気克服術