以前、勤めてた会社の社長に言われた
「〇〇さんて、サザエさんだね」



社員で採用してくれた貴重な会社の社長の一言。
当時、従業員はわたし含め2人と小さな会社でした。



サザエさんと言われた由縁は
小さなプリンターを動かす際に
コンセントを外し忘れて…
コードがついたまま引っ張ってしまった。
よくある話しなんです。
ま、わたしにとっては、ですけど🤣



その絵面はまるでコント(笑)



それを目撃した社長が
わたしをサザエさんと命名し
そそっかしい人だから
要注意だから(笑)と
もう一人の従業員に報告していたんです。



それを聞いて、わたしは当時
ひどく怒り狂っていました。
社長にそんな風に言われた!
文句を周囲に撒き散らしてました。



入社したてでしたし
久しぶりの社員雇用
期待に応えなきゃ、社員として働かなきゃと
毎日張り詰めていました。



おかげさまで、紆余曲折ありながら
5年働き続け、鬱になり、退社しました。



今は従業員4人の
小さな会社で事務員をしています。



サザエさんと言われて腹がたったことを
最近まで、すっかり忘れていたんですけど。
あんなこと、あったなぁって
ふと、思い出して。



嫌だったなぁっ
サザエさんのレッテル🤣



当時は、本当に嫌すぎて
サザエさんというレッテルを
剥がすことに必死だったんです。
だから、鬱にもなるわけで。



そんな当時のことを思い出したのは
今、サザエさん的な要素を持つ自分を許し、
なんなら、笑いのネタが提供でけた!
と、ニンマリする自分に気づいたから。



傷つき、サザエさんのわたしはダメなんだ。
サザエさんと言われないように
がんばらなきゃ!
そう思って生きてきて。



そこから少しずつ、少しずつ
サザエさんのわたしを
表に出すようになりました。




わたし、そそっかしいので!
関わる人には必ず言うようになりました。
あらかじめ、要注意人物です!と宣言
すごく、忘れっぽいし。
うっかり、物を置いちゃって
行方不明になるし。



キッチンの引き出しから
ウインナーが出てきたことも🤣
旦那のせいにしたけど
わたしもやりかねない😂



以前は恥ずかしいことだし
そういう部分をさらけ出すことは
社会人として良くないこと!と
思い込んでいました。



でも、事実としてわたしは
サザエさんなんです。
あわててどら焼きを食べ
むせ返ってしまう人間なんです。



コンセントを抜くのを忘れ
移動しちゃうヤツなんです。



すぐ忘れる。
物を置き忘れる。



以前はそんなことをしてしまう
わたしが心底大嫌いでした。



ある日、わたしは決めました。
もう、楽になろう
楽に生きよう。




苦しかったあの頃はよく
HAPPYちゃんのYouTubeを観てました。
HTLがはじまり、YouTubeにアップされた
動画をさらに貪るように観て。
有り難いな、と何度思ったか。



それから
2022年HAPPYちゃんの
イマココ能力開花プログラムに参加
現在はalonessに参加しています。



さらに、さらにそれは加速していきました。



隠したい、ダメだと思い込んでいる
自分をさらけ出し共に生きよう。



HAPPYちゃんが太好きになったのは
鍋のままラーメン食べている写真を見たとき。
いいんだって。なんか、ホッとしたのを覚えてます。


あれ、いつだったかな?
かなり前のことだったはず。



サザエさんのわたしには
大きな大きな許可証になりました。



あの写真を見てから数年後
サザエさんのわたしを許し、共に生きよう!
そう決めたし、わかっていても。
自分の心とアタマが一致しない。
ひと筋縄にはいかない。
本当にそんな言葉がピッタリで。



一歩進んで二歩下がる
そんなことが日常でした。



それでも、間違いなく
以前より進んでる!
そんな自分をなぐさめながら、励ましながら、
1人、モクモクとやってきました。



aloness
独りあること



本当に、独りで
モクモクとやるしかない。



気がつけば、サザエさんのわたしを自然と
自分自身で受け入れられるようになっていました。



そこからです。
ダメな自分を隠すのではなく
オープンにしていこう。



それもまた、「味」じゃない?
そして、笑えるネタ!
そう思えるようになったのは最近のこと。




そして、わたしをサザエさんと
あだ名をつけたかつての社長さん。
わたしはあなたが大嫌いでした。
でも今は、あなたが教えてくれた
わたしの中の「サザエさん」を
愛せるようになりましたよ。



これでいいんだって。
ありのままを生きるって
こういうことなんだって。
あなたが教えてくれた。




これが、世に言う
「統合」ってヤツ?💡



嫌ってきた自分を
受け入れ、愛でる。



分離させてきた自分のカケラを
ひとつ、ひとつ集めていく作業。



独り。
淡々と。



統合させることが出来るのは
他ならぬ、自分自身だから。



いつだって自分じゃ気づけない。
そのピースは、他人に気づかされ
自分ではめていくもの。



わたしに代わって誰も
はめてはくれないのだ🤣



HAPPYちゃんが教えてくれたこと。



20240624