私は、第三子の時に逆子が直らず、リスク軽減のために分娩予定日の2週間前に予定帝王切開での出産を決めていました。


入院した夜中に、まさかのなんだかいつもとは違うお腹の張りを感じ、そしてその張りは定期的な間隔へと変わり、次第に痛みも・・・



そうです。陣痛です。


ひょえーーーーー!!明日手術なのにその前に陣痛来ちゃった〜〜〜!!!ってもうヒヤヒヤで一晩過ごしました・・・・夜中に何度もナースを呼び、痛みが強くなって間隔短くなっちゃってるからどうにかしてくださいって。

陣痛を抑える点滴を入れて朝まで様子をみる事になったので、す、が、、、、、どんどん来る来る痛み・・・・。

点滴の薬液量が増える。


朝になりやっと先生登場!

「3人目だし、今日はベテラン先生もいるし、緊急でオペになっても対応出来るから下からでも行けるけどどうする?」・・・・・また後で来るから教えてね。って。


え?何て??っていう私の心境。↑これ急に聞かされた選択。もう私は帝王切開で出産するんだって心に決めて入院中の身ですから。


その時に頭の中を過った事。

私は4年間産婦人科での勤務経験があり、それなりに知識がボチボチありました。なので、リスクも知っています。それに、上の2人は正常分娩で出産しているので出産の痛みも経験して知っています。これから来るもっと強い痛み・・・。

それで、逆子の場合の出産・・・・私の産婦人科勤務時代の経験上の中で一度も見たことのない逆子のお股から出産・・・見たことないからこそ、文献だけの知識しかない。その文献知識でも、通常よりも出てくるまでに難所が多く時間がかかったり出血が多かったり、臍帯が挟まって赤ちゃんが仮死状態になったり・・・などのいい事ではないことにしかフォーカスできない・・・。


私は帝王切開を選択しました。


でも、今思えば、お股から元々は赤ちゃんは生まれます。狭い山道を通って出てくるのにも理由があると言われていて、産道から出てくることでのメリットもあります。医師は出来る可能性があるから選択肢をくれている。それをその時はとても考えることが出来なかった。

帝王切開についてそれなりの知識があっても不安なのに、今は逆子の自然分娩の情報は少ないので余計にリスクばかりでただでさえ不安な出産がさらに不安になるなんて無理・・・なんて考えて赤ちゃんの誕生の楽しさよりも不安にばかりフォーカスしてたな・・・・。そりゃ〜逆子の普通分娩は選択しないわけだなとも思います。フォーカスしているところが違えば選択が違ったのかもしれない。


究極の選択の決定打は既に押し寄せて薬で抑えてるのにも関わらず来る、陣痛の痛みからの恐怖感と不安。すでに帝王切開で産むんだと頭で決意していたので・・・産む前から痛くなる予定は私になかった。選択できるよと言われる状況でも、自分の発していた言葉は帝王切開を選ぶ言葉しか出してなかったと思います。


でもでも、今だから思う。

人生の挑戦だったのかもしれないと。どMかって。笑。

そして、感情論抜きにしたらどっちを選択したのだろうかと。


帝王切開で産んだ選択が良かったのか悪かったのか、それはわかりません。

でも、何よりも今、子供も健康で自分も健康でいられる事がよい結果であることには違いありませんが、でも、どこかで逆子の出産を挑戦したかったなと思う自分が小さく住み着いている気がします。


後悔しない選択をするために必要な事、それに対する知識と自分の柔軟な思考を持ち合わせておくことは大事なんだなとこの経験から振り返りました。