とある有料のお話会に参加しました。

そして、お話しするメイン役が1時間遅刻してきました。


さて、あなたならどういう反応でしょう。





私はイライラしました。



遅刻する事を伝える司会進行の方が口にした言葉が、、、

「昨夜遅くまで飲んでいて寝坊したと思われます。飲んでいないとやってられなんですよね。」


え?!!!何言ってんの?

と私は唖然。


メイン役は無責任なやつだな。そう思いました。そんな人のお話会に私はお金を払ってまでここに足を運んでいる。怒りは増しました。

しかし、周りは笑ってる。


一体なんでなんだ?!


一人でイライラしてました。

でも何で周りは笑って居られるんだろうか自分が普通じゃないのかと気になりました。


メインが来るまで有り余る時間。


司会進行の方、空白の間を埋めようと会場のスタッフ全員のスタッフにマイクを回し始めました。


それが、スタッフに携わっている方もメイン役に負けぬぐらい素敵な人ばかりで聞き入ってました。


それでも、まだまだ時間は余る。


司会進行役は次にお客様側のPRタイムを作り、お客様側から何かみんなに紹介したい、何でもPRしたい人の時間に変えました。

次々に挙手。それもまた素敵なPRだらけ。


同じ事に興味を持ち、お話会にあつまったお客様だけあり、方向性も同じ方が多く、それぞれの持つ思いが詰まったPRで興味深かった。


メインの話もとても良かったですが、その予想もしない1時間が、お客様側のPR時間となったことによって身近な情報を知る事ができたり、人と人が繋がりを持つ事が出来たのです。

そして、自分の当たり前としてきた観念からイラっとしたことがチッぽけに感じる、この1時間の遅れがなければ、感じて考える事のない貴重な体験に変わりました。



1時間以上遅れてきたメイン役。

申し訳なさそうに入ってきましたが、正直に言い訳を何一つせず、ただ、「ごめんなさい!」と。何があったとかは一切言わず、「ごめんなさい!」



そして話のスタートも上手。

世界を駆け回っている人だから分かる事を伝え、日本で暮らしていると当たり前になる事が、海外では日本の当たり前が当たり前ではない時間の事をお話しされました。

日本は電車やバスは時間にきっちり来る。


時間に関するお話しをスタートに持ってきて、ただただ本当にありのままの海外の状況を伝えてるだけですが、日本の時間に関しての事を無意識に比較させる。


上手いな〜と感心。笑笑





後日、


司会進行役からのお話しでは、1時間遅刻したにも関わらず誰一人からクレームがなかったとの事でした。その逆で、1時間遅れた事によって出来た時間は多くの方に有意義な時間となり感謝されたとの事でした。


司会の方の後日メッセージにあった一文、

「人は人を許す事でしか前に進めない」


深いな〜と。


深い人たちの集まり。


楽しいです。




「時間」

みんな与えられた時間は一緒。

人それぞれ使い方、考え方が違う。

限られた時間をどう使うかで、自分に与える影響も違えば人に与える影響も違う。

いかに自分にとっても、他者にとっても有効な時間となるか。

人に限られた以上の時間を与えることは出来ないが、時間以外のものを与えることが出来る。



今回私は、時間に遅刻してきて人の時間を奪われたとしてイラっとしました。
ですが、そのイラっとしたとき、もし自分が“もうこんなのは要らない聞く必要もない”と判断して怒ってクレームを入れて帰ったとしたらどうでしょう。
得られるもの何もなしで不快だけ得て帰った感じだったと予想されます。

私がそこに参加する目的は何か。
目の前にあるイラっに左右されていたら得られないなと。

周りが笑っている理由。
なんとなくわかった気がしました。
こんな事でイラッとしていたら人生面白くないんだなと。


長くなりすぎてしまいましたのでこの辺で。


追伸

参加費2500円でしたが、この日、結果倍以上のお金を出したくなる結果となり、倍にして寄付させていただきました。

人を動かすお話って凄いです。