「私が住み慣れた場所。だからいいのよ。」 ―― 19歳のキジトラ・むぎちゃんが教えてくれたこと
19年。人間に換算すれば、90歳を超えるような年齢です。キジトラのむぎちゃんは、そのすべての時間を、大好きなママちんとともに生きてきました。今回、アニマルコミュニケーションでむぎちゃんとお話しさせていただいて、私はいくつかの言葉が頭から離れなくなりました。今日は、そのことをお話します。むぎちゃんとの再会むぎちゃんとは、以前にも一度お話ししたことがありました。今回のセッションの前から、体の具合が良くないと聞いていたので、毎晩、遠隔でエネルギーを送らせていただいていました。久しぶりに繋がったとき、むぎちゃんはこう言ってくれました。 「HIROさんね。覚えてるわよ。こんなに長生きしてきて初めて話を聞いてもらえたもの。忘れるわけないわ。」19年間、ずっとそこにいた。でも、自分の気持ちを言葉にして受け取ってもらえたのは、初めてだった。その事実が、静かに胸に刺さりました。痛みとの付き合い方節々の痛み、年齢なりに弱ってきた内臓。そのことをむぎちゃん自身はどう受け止めているのか、直接聞いてみました。 「もういつお迎えがきてもおかしくない歳だもの、痛い時は仕方ないって思ってるから、そんなに心配しないでおくれって伝えてほしいわ。」穏やかな覚悟、と言えばいいでしょうか。嘆くでもなく、強がるでもなく、ただ静かに今を受け入れているような言葉でした。心配でたまらないママちんへの、やさしい気遣いも感じました。「住み慣れた場所」という、かけがえのないものこのセッションで、むぎちゃんが一番大切そうに話してくれたのが、「今いる場所」についてでした。何をして過ごしているかを聞いたとき、むぎちゃんはこう言いました。 「猫はね、一日は寝て過ごすものよ。ゆっくり寝て、たまに違うところに行ってみたりして、またそこで寝てって感じよ。寝てたらそんな体が痛むこともないし、遊びまわるような歳でもないし。」そして、こう続けてくれました。 「私が住み慣れた場所。ママちんと暮らしてきた場所。何歩歩いたらどこに何があるってわかってる場所。だからいいのよ。」「何歩歩いたらどこに何があるか、わかってる場所。」この言葉を聞いたとき、私はしばらく何も言えませんでした。特別に広くなくていい。豪華でなくていい。ただ、自分が知り尽くしている場所。積み重ねてきた時間の染みついた場所。それが、むぎちゃんにとっての「安心」の正体でした。ママちんに、してほしいことは「ママちんにしてほしいことはありますか?」と聞いたとき、むぎちゃんの答えはシンプルでした。 「私はママちんがいない時はしたいことをしてるわ。だから、ママちんが帰ってきたら、一緒にいられたらそれでいいの。」特別なことは何もいらない。帰ってきたら、そばにいてほしい。それだけ、と言うのです。「もっといろいろしてあげなきゃ」と自分を責める飼い主さんは少なくないと思います。でもむぎちゃんが望んでいたのは、ただそれだけでした。むぎちゃんからママちんへセッションの終わりに、ママちんへのメッセージをお願いしました。むぎちゃんは、こんな言葉を贈ってくれました。 「私は幸せに暮らして来れたわ。ママちんの愛をたくさん感じさせてもらってきたもの。いつも私を包み込むような優しさを感じてたの。ママちんは今とっても忙しそうにしてるのはわかってるわ。だからって、私が我慢して大丈夫って言ってるわけじゃないのよ。私たちは、こういう生活が似合ってるの。だからママちんが忙しそうにしてるのを見てるのも私にとっては幸せなの。心配しないでいいのよ。私はもうとっくに一生分の幸せはもらってるから。」「一生分の幸せはもらってるから。」19年分の時間が、この一言に凝縮されているようでした。ペットと暮らすということは、言葉のないやりとりの積み重ねです。住み慣れた場所の安心、帰ってきたときのぬくもり、隣にいるだけの時間。そういう、何気なく続いてきた日々こそが、その子にとっての「一生分の幸せ」になっているのかもしれない。むぎちゃんの言葉を聞いて、私はそう思わずにいられませんでした。今日帰ったら、少しだけそばに座ってみてください。あなたの子も、きっと「だからいいのよ。」と思っているはずですから。【補足】本ブログは、アニマルコミュニケーションのセッション報告をもとに、むぎちゃんの言葉ができるだけそのまま伝わるよう、生成AIを活用しながら文章を整えました。ブログ化をご快諾くださったむぎちゃんの飼い主様に、心より感謝いたします。私は現在、ASH協会認定アニマルコミュニケーターとして、動物たちの気持ちを飼い主様にお伝えする活動をしています。お空に旅立った子はもちろん、今一緒に暮らしている子とも、写真があればお話を聞かせていただくことができます。また、動物や人の体調を整えるヒーラーとしても、ヒーリングのご依頼を受け付けています。現在は自己研鑽のため、本業の合間で時間が取れる時に無料で承っています。ご興味のある方は、メッセージやSNSからお気軽にお問い合わせください(ただし、アニコミについては、月に10件まで。それを超えた分は翌月に回させていただきます)。