琵琶湖でのライフセービングの広がり

 

 水難事故が多発している近江舞子浜を中心に、琵琶湖でもライフセービング活動が展開されつつあるようです。

 琵琶湖初の取組で、今後、活動の輪が広がることが期待されているようですね。

 

 

【近江舞子ライフセービングクラブHP】

 ホーム | 近江舞子ライフセービングクラブ (oumi5biwa.wixsite.com)

 

 

【以下、近江舞子浜HPより引用】

  滋賀県初!公認ライフセーバーがビーチパトロール! - 近江舞子 official site 日本一の湖のパノラマ - 近江舞子水泳場 (omi-maiko.com)

 

 

 

 

滋賀県初!近江舞子水泳場では、日本ライフセービング協会公認ライフセーバーがビーチパトロール!(※土日のみ)

 

◇琵琶湖では毎年たくさんの水難事故が発生しています。
 日本でライフセーバーが設置されている海水浴場や水泳場は全体の2割に過ぎません。
 水難事故を未然に防ぐための人員配置、人命救助には安全知識を持った人材を育成し普及していくことが求められています。
 近江舞子水泳場を管理しております南小松自治会では日本ライフセービング協会様の活動に賛同し、この度、公認ライフセーバーさんがビーチをパトロール(土日のみ)いただくことになりました。

 ライフセーバーのパトロールは水難事故を未然に防ぐだけではなく、快適な水泳場の環境・維持も活動の一貫であり、今後、近江舞子水泳場では、より安心して誰もが楽しんでいただける水泳場を目指します。
 また、新たなライフセーバーの人材育成におきましても日本ライフセービング協会様の理念、啓蒙活動に賛同し、協力させていただくことで近江舞子水泳場だけでなく滋賀県全体に新たに活動が広がっていくことを望んでおります。

 

◇JLAヒューマンチェーン

 あなたも日本ライフセービング協会の認定ライフセーバーになりませんか?
 ライフセービングは人が人を助ける慈善活動です。日本ライフセービング協会では救命・教育・スポーツ・環境・福祉の分野でも取り組みを進めています。

 

 

 浜でのライフセービングの活動には、サーフパトロール、サーフレスキュー、応急手当、一次救命処置等をはじめ、様々な内容があります。レスキューチューブを持ってビーチを歩くビーチパトロール、レスキューボードに乗って沖を見回る沖パトロールなどは代表的なものです。

 

◇日本ライフセービング協会の認定ライフセーバーになるには

 日本ライフセービング協会の認定ライフセーバーになるためには、1週間程度の講習会を受講し、検定試験に合格する必要があります。

内容は、

  • 一次救命処置(1日)
  • ウォーターセーフティ(1日)
  • ライフセーバー講習(4日間)です。

 合格後は、認定ライフセーバーとして、赤と黄色のパトロールユニフォームが着用できます。

 その後も、プールライフセービング、ジュニアライフセービング、IRBなど横に広げていくことや、より高度な上級資格にチャレンジし、研鑽を積むことができます。また、ライフセービングの競技会などもあります。老若男女問わず、様々な方が様々な関り方をされています。(ハードルが高いと感じられる方は、まずは、サポーター講習会というライフセービングの概要を理解する座学型の講習会に参加されたり、あるいは浜で活動見学や体験をされることから始めていただければと思います。)

 

◇活動を通じて実現したいこと

 今回、近江舞子浜でのライフセービング活動は、滋賀県・琵琶湖では初めての試みです。

 これまでも湖西でのライフガードの必要性について、語られることはありましたが、実施されたことはありませんでした。そのため、まず第一歩を踏み出してみようと思いました。

 ライフセービングの運営形態は、地域ごとに様々です。しかし、どこの浜も、近隣の関係者・関係団体の相互の協力により成り立っています。

 人の活動できる期間は長いようで短いものです。わたしの活動できる間に、なんとか琵琶湖にライフセービングの萌芽が育ってもらえればという思いです。

 そして、1年に2~3日ずつの活動でも、たくさんの人が集まれば、あるいは1年に1人ずつでもライフセーバーが育成されれば、湖西や琵琶湖の水辺の安全は将来にわたって守ることができます。

 1人でも多くの方がライフセービングを好きになり、その輪が広がることで、湖西をはじめとする琵琶湖での水難事故防止につながることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

公益財団法人 日本ライフセービング協会 オフィシャルサイト

日本ライフセービング協会の活動全般が紹介されています。
資格講習会申し込みも、本ページから可能です。

 


近江舞子ライフセービングクラブのFacebookページ

※2022年6月、日本ライフセービング協会の公認を受けています。