「おはやっぷ~。みんなには今日からちゃんとした授業を受けてもらうんだけどぉ~。
まずは昨日言い忘れた2つのお話を聞いてもらうわよ。]と今日も月宮先生は場を盛り上げるようにテンションが高く、男性だとは思えないほど綺麗だった。

月宮先生のお話

・パーティーでは男女ともにちゃんとした衣装をしてくること。

・パーティーでは舞踏会らしいこともするのでダンスの練習もしておくこと。

 ダンス?!そんなのできないよ。どうしよう。しかもちゃんとした衣装ってドレスのことでしょ?無理だって・・・

そんなことを考えている私をよそに先生は話を続けた。

「そうそう。あともう1つ大切な話があったわ。みんなの実力をチェックするためにれこーディングテストをするわよ!これはアイドルコースの人と作曲家コースの人がペアを組んで、アイドルコースの人が作詞。作曲家コースの人が作曲をするの。あっ、ペアは私がテキトーに決めといたわよ。」と月宮先生が指差した紙に書かれているペアを見てみると、そこには


作詞   一十木 音也

作曲   月ヶ峰 紫音


と書かれていた。私は嬉しかった。

 知らない人だったらどうなっていたのか・・・。そうだ、あいさつ!  と思って振り向こうとした瞬間後ろから

「やった!紫音とだ!」と一十木くんのよく通る大きな声が聞こえた。恥ずかしくて私の顔が熱くなるのを感じた。

たぶん顔が赤いと思うから顔を隠しながら後ろを向いて

「一十木くん・・・あの・・・その・・・よろしくね。」と言うと

「うん!一緒にいい歌作ろうぜ!」と笑顔で返された。



                 私は一十木くんの笑顔が眩しく見えた。