きっと
あさひにゃんが
我が家にピッタリな
かわいコちゃんを
紹介してくれるから


このコだ♡
ってわかるように
教えてくれるはずだから


その日を楽しみに待っていよう


できれば
そのかわいコちゃんは
あさひにゃんに似てるといいな
そっくりだといいな
生まれ変わりだといいな


にゃんちゃん、よろしくね♡

2020.12.9 



ごきげんよう
たまりす(5-9-6/2)ですニコ



皆さまお元氣ですか?
すっかり春ですなぁ。
生まれた日と書いて星になるのであれば、
三人の日と書いて春になるの?
きっとそうよね。


えーさて、
ふた月ほど前の話になりますが。
あさひにゃん号の旅立ちから
ちょうど8週間が経過した今年1月
の30日土曜日。大安。天氣晴れ。
我が家にcatがやって来ました。
名前は希林(キリン)。
鮮やかなピンク色がよく似合う
とてもお転婆なサ美猫です。


宇宙人くん:ネコなのにキリン?
UMAくん:catなのにgiraffe


やーしかし。本当にcatがやって来るとは...
オレサマの直感も捨てたもんじゃないぜ☆
な氣分でありました。


▲オレサマ(この1年で2kg増)


なぜ、
オレサマの直感も捨てたもんじゃないぜ☆
なのか?


特に興味はない。
という人のためにも書きましょう。



新しい年、
マイバースデー、
あさひにゃん号の月命日...
と順調に迎えていたある日のこと。
オレサマはふと、
「次に迎えるものは何だろう?」
なんて思ったのです。



そして、このように↑
オレサマはちょいと小首を傾げながら、
視線を斜め上に向け
白い天井を見つめました。


すると、すぐに
頭部と胸部に「ネコ」という言葉が
浮かんで来たのです。


?! ネコ ?!


オレサマは一瞬、
なんのことだかわからないフリ
をしようかと思いましたし、
「え、ネコって猫? ・・・・・・・・!」
な氣分でもありました。
なぜならこの時はまだ、
こんなことを思っていたからららん。


あさひにゃんから託されましたとか、
生まれ変わったあさひにゃんですとか、
あさひにゃんにそっくりなコが
玄関の前に座っていましたのでとか、
のっぴきならぬ事情がございましてとか、
そういうことならまだしも、
そうではなくネコを迎え入れる場合は、
理想は一周忌だけど、
せめて四十九日、いや、
百箇日過ぎてからにしないと
あさひにゃんに悪いんじゃないのかな?
だって、これまでずっと
あさひにゃんLOVE♡
あさひにゃん一番♡
三度の飯よりあさひにゃんが好き♡
だったこのわたしがよ?
まるで何事もなかったかのように
さっさと新しいコを迎え入れたら、
天国のあさひにゃんはどう思うだろうね?
所詮、代えの利くものだったのね・・・
なんてショックを受けたらどうするよ?
きっとあさひにゃん以上に
自分の方がショックで大泣きするよ?
にゃんちゃんごめーん!
にゃんちゃんごめーん!
ママが悪かったよーん!...て。
そんなのヤぢゃん。
だから、次のコをお迎えするのは
まだもうしばらく先の話。時期尚早。


なのではじめのうちは、
「え、ネコって猫? 何言ってんだこの頭は。
次がネコなわけないぢゃんばああああか!」
な氣分だったのです。


宇宙人くん:あか?
UMAくん:ばか。


でもね。


すぐに思い直したり、
あっさり撤回したり、
平氣でやっぱやーめた!とか、
そういう朝令暮改チックなところが
わたしにはある。
そしてそれは、
わたしらしさでもある。


なので、


頭部&胸部に「ネコ」と浮かんだ?
ということは、アレかい?
あさひにゃんからのサインかい?
お迎えしていいよ♡の合図かい?
紹介したいかわいコちゃんがいるのかい?
何処かにそっくりなコでもいるのかい?
だとしたら、アレだね!
早く見つけてあげないとだよね!
次に迎えるものは本当にネコかもね!
「時期尚早」は「じきそうしよう」
とも響きが似てるしさ!
じきそうするつもりでいるのなら、
少しくらい早くたっていいよね!
うん。いいね♡


そう都合良く思い直せたオレサマは、
思い立ったが吉日とばかりに、
ネットを使って“うちのコ探し”を
おっ始めることにしたのです。


「猫 里親 都内」

「猫 譲渡会 都内」

「保護猫団体 都内」

「動物病院 都内 里親」


昨日はいなかったけど、
今日はいるかも。
今日どこかで保護されて、
明日ここに載るかも。
きっとどこかにいるはずだから
かならず見つけるぞ、オー!
似たゴはいねがー?
あさひにゃんに似たゴはいねがー?
と毎日粛々と探し続けました。


宇宙人くん:似たゴはいねがーってなに?
UMAくん:ナマハゲのパクりだろうね。


しかし、と言うか
やはりと言うべきなのか?


そう簡単に見つかるわけがない。
あさひにゃんみたいなかわいコちゃんが
そうそう世の中にいてたまるか。
いたら驚き。いたら奇跡。
とは思っていたのですが、
その想いの通り、
なかなかどうして見つからない。


「都内」に絞って探しているからなのか、
そもそもまったくあの「ネコ」ってアレは、
あさひにゃんからのサインでも、合図でも
何でもなくて、単に中年女の煩悩の一つが
たまたまあの瞬間浮かんで来ちまっただけ。
だったのかなんなのか?


まあ兎にも角にも、
なかなか「このコだ♡」というコは
見つかりませんでした。


宇宙人くん:そもそもなんで都内限定にしたのさ?
UMAくん:長距離移動になると猫が大変だからだよ。


そうして月日は流れ、
と言ってもせいぜいたかだかほんの10日。
かわいコちゃん探しをおっ始めてから、
まだたったの10日程度しか経っていない
そんなある日のことでした。


ふと、
「どこにいるんだろう?」
なんて思ったオレサマは、



また、このように↑
ちょいと小首を傾げながら、
目玉を斜め上に動かし
白い天井を見つめました。
儀式とかじゃなくただの癖です。


すると、今度はどうでしょう。
パッとヒラメいたのです、
「猫がたくさんいるところにいるかも...」
って。


猫がたくさんいるところ...


どこだろう?


▲オレサマの首は長い


数秒ののち、
房総の猫」という言葉が
浮かんで来ました。


ああ房総!それだ。
道ばた猫日記にもよく登場するし、
たしかそこには、ナントカっていう
保護猫団体もあったはず。
なんだっけ?


考えるよりも検索した方が早い。


「房総 保護猫」で検索したら
すぐに出てきました。
南房総館山の保護猫活動団体


宇宙人くん:でも「都内」じゃないじゃん。
UMAくん:いいんだよ。あっさり撤回だよ。


里親募集してるかな?
と早る氣持ちを抑えながらクリックすると、
なんと最初にこのコが出てきたのです。
しかも里親募集中。





額に三角マーク?!
お首にファー?!
一瞬、あさひにゃんかのように見えたので


「祝 このコに決定♡」


と思いましたが、
三日ほど冷静に考えました。
だって相手は命。


仔猫は、オレサマにとって未知の生き物。
オレサマは、仔猫について無知な生き物。
オレサマは老猫と暮らした経験しかなく、
仔猫は見るのも触れるのも希林が初めて。
いや、見るのもというのはゴメン大袈裟。


仔猫は夫にとっても未知の生き物。
夫は仔猫について無知な生き物。
夫も老猫と暮らした経験はあれど、
仔猫は見るも触れるも希林が最初。
あ、見たことあるとは言ってたな。


そんな無知なワレワレがだよ?
あんな無垢な仔猫をお迎えするだなんて、
それを無謀と世間では呼ぶんじゃないのか?
そんな無茶が許されていいのだろうか?


オレサマは悩みました。


わーい、みつけたー♡
あさひにゃんそっくりー♡
だけで迎えてはいけない。
仔猫に限らずどんな猫でも。


本当にこのコの面倒を見続けられるのか?
10年、20年、30年と見続けられるのか?
ババア膝いてぇ..とか言ってられないよ?
ババア膝痛くても猫の世話は休めないよ?
ババア30年後いくつだ?ジジイいくつだ?
でも、仔猫を迎えるのなら今がチャンス。
今からならきっと最期までお世話出来る。
ババアあと30年ならがんばって生きる!
ジジイもあと30年ならどうにか生きる!


よしっ!今だ。いざ。


面会希望日を“四十九日の1週間後”とし、
うちにあのコを迎えても大丈夫なら連れて来てね。
とあさひにゃんにお願いしてから、
里親応募の送信ボタンをクリックしました。

 
\大丈夫なら連れて来てね。/


すると、偶然に偶然が重なり、
面会は“四十九日の一週間後”ではなく
四十九日当日に、
それも館山まで伺うのではなく、
我が家へ連れて来てもらって行いました。
初めて見るキリン(猫)は、
画像を遥かに上回る可愛さで
おばちゃんメロメロ。
体の大きさはあさひにゃんの半分ほどで、
しかも左脚だけ色が違うところも
あさひにゃんと一緒だったのです。

「祝 やはりこのコで決定♡」

急いで家の中を片付けて、
1週間後にキリンを我が家へ迎えました。


\バンニャーイ♡/
▲ねんねこ中


希林は現在、生後9カ月(推定)。
これでもかこれでもかと
毎日いろいろと仕出かします。
そのため中年女は一時期、
過度のストレスと睡眠不足により
ノイローゼになりかけました...。
その話もまたいつか綴りましょうかね。
特に興味はないという人のためにも。


名前を「キリン」のままにしたのは、
長女が「あさひにゃん」だったから。
はじめは改名する氣満々で、
「あさひ」だから「ひので」にしよう。
「館山」出身だから「びわ」にしよう。
なんて思っていたけれど、
どうもしっくり来ない。
なんかもっといい名前があるはずだと、
ヒラメキを待つことにしました。
そして待つこと多分5日くらい。
遂にある晩、氣づいたのです。

キリンでいいんだ、
アサヒだもん。
三女はエビスだ!


それからもう一つ。


希林を家族に迎えた後に氣づいたのですが、
あさひにゃんが亡くなった際に、
契約していたペット保険会社から
お悔やみのお便りをいただきました。
あの時、このお便りのおかげで
どれほどオレサマの心は癒されたことか。
たとえ業務の一環であったとしても、
とても嬉しかったです。
そんなお便りをくださった方の苗字こそが
「館山」さんでした。


すごいなぁあさひにゃん!
さすが神猫だなぁあさひにゃん!
あさひにゃんからのサインを
キャッチできるオレサマも...
すごいなぁ!さすがだなぁ!
ここまでよく綴ったなぁ!


そして、
ここまで読んでくれたあなたサマも
すごいなぁ!物好きだなぁ!
ヒマとしか思えんなぁ!
ありがとなぁ!
これからもよろしくなぁ!


じゃあもう異常に長くなり過ぎたので
このあたりで終わりにします。


直感はメッセージ。
直感は捨てたもんじゃない。
あさひにゃん大好き♡
っていうお話でした。



じゃ、そゆことで。