自分のことを知っているようで、実は知らない…

そんなことを、最近思い知りました。


気づかせてくれたのは、昔からの友人です。

(この友人については以前触れました。高校時代に知り合い、かれこれ40年以上の付き合いです)



何気なくLINEでやりとりをしていた時のこと…といっても、2、3ヶ月に一度のやりとりだけど…彼女から言われました。




「それって才能だよ、〇〇(←ワタシのあだ名)にしかできないことだと思う」と。



内容は、なんてことない「片付け」のことです。

私が実母の荒れたアパートや、義母の、これまた荒れた部屋を掃除し、片付けていたことを知って…



彼女はあまり片付けが得意ではないのです。

(ごめんよ、でも、ホントだから)

捨てられないものが沢山あって、それをどうしようか考えているうちに時間ばかりが過ぎてしまい、ついには、また今度にしよう…となるそうで。




だから、「捨て魔」と言われる私の行動を「才能」だと言ってくれたようです。。。嬉しいのか、わからないな…。



それと、もう一つ。



ブログの成果なの?なんか言葉がスラスラ出てきて凄いなって言われました。これはどうなんでしょうか…普段、言葉を使っていないと、思ったことを表現できなくなるそうです…彼女曰く。

でも、私は吃音でした。小さい頃。だから人前で話すことがとても苦手で、緊張するものだから、余計にどもるのです…時と共に治りましたが、今でも気持ちが先走ると、そうなります。

相変わらずあがり症ですが。




誰かから褒めてもらえて、嬉しかったです。

大人になると、そんなこと滅多にないから。



なので、少し考えてみました。


自分の短所と長所を…。



たぶん、ですが…

《長所》◎忍耐強い

    ◎目的があれば努力する


《短所》◎押しに弱い(情に流される)

     結果的に自分を犠牲にする



でしょうか…。



それで最近考えていた事を整理できました。

入院中の義母の今後をどうするか…という問題で、認知症もあり、おそらくは車イスでの生活を余儀なくされる今後…施設での暮らしを検討していたのですが、もし周囲に「家で診てほしい」と言われたら…たぶん、引き受けていただろうと。



仕事をしながら、受験生をもち、車イスの義母の世話をする…そんな生活がどれ程のものかは想像がつくけれど…きっと、なんとかなる、いや、するのだと、、、多分挑戦しただろうと、簡単に想像がつくのです。



だけど、彼女の(友人の)一言から自分のことを俯瞰して考えたお陰で、そんな長所でもあり短所でもある一面が、また自分を壊すことになるだろうとわかりました。そして、情に流されずに決断をすることを教えてくれたように思います。




また、長所も短所もあまり健康的には良いことではないことがわかりました。

以前から私のブログを読んで下さっていた方はご存知かと思いますが、倒れて短期記憶障害になったことがありました…たぶん、それも自分が引き起こしたことなんだと思います。自分が思っている限界点と、実際の身体の限界点とが乖離していて、気付かずにそこを超えてしまうのかもしれません。忍耐強い…は危険なのだと学びました。



何事も、ほどほどに…が大事です。

特に年齢を重ねた今は。




でも、こうやって考える機会を与えてくれた友人のお陰で…ただ無理して自滅する自分の性分を、「才能」の位置まで引き上げて、気分良くさせてくれた彼女には、心から感謝です。



なので…

ライオンズゲート中にはアナログ生活を送ろう、と思っていたのもあって、ハガキを書きました。

特に何もないけれど、最近始めた塗り絵のことも伝えたくて…自作で、アレだけど、別に恥ずかしがる仲でもないので…。






誰かを元気にする何気ない一言をアッサリと伝えられる彼女に…敬意を評して。



thank you!