アーティストでも、アスリートでも、アニメキャラでも何でもいいのですが、好きな人なり、キャラなりを「推す」…自分の「推し」を応援する活動を「推し活」という…こんな言葉が浸透してから随分たつと思うけれど…



その中身は色々だなぁ、とつくづく思います。



私にはフィギュアの羽生さんの他にも、ミュージカルのある方だったり、俳優さんだったり、アスリートだったり…応援なり、注目なりしている人が何人かはいます。



その中で、もう14年も応援してきて、プロ後にアイスショーを見に行ったりしているのは羽生さんだけです。一年に数回、好きな俳優さんの出るミュージカルを見にいくこともあります。



でも、どちらもせいぜいパンフを買うくらいで、グッズ類は「使える」を基準に買いますが、基本的には同じものが安く手に入るのならば、買いません。



だからといって、他のスタンスの人達がどうのこうの、とは思いません。人それぞれだと思うので。



ただ、一時、SNS上のファンダムでは、そういった寛容さが薄れて、ファンなら〜しなければならない、〜しないとファンではない、そんな同調圧力があった時期がありました。その頃は、荒れてたな〜とおもうのですが…。



そのあたりから、自分の立ち位置や、応援する対象との距離感や、その意味について考えた人も多かったように思います。分岐点だったかな、と。



暫くして、少し落ち着きをみせましたが…



昨日、そんな「推し活」について、とても参考になる記事を見つけました。うっかりして、URLをコピーし忘れてしまい、元記事を貼ることができません。抜粋して、書き残しておこう、と思います。

(要約しました)



「キョロキョロしなくていいんだよ」ということです。…推し活仲間のSNSを見てその界隈でのルールを意識せざるをえない、気になってしまう気持ちもわかります。


「推し活」に多くの金額を費やしている人達が、それとなく見せびらかすこともあるでしょうし、さらにお金を使わないとファン失格、みたいな事をいう人もいるわけです。



「推し活、かくあるべし」的な基準がSNSの中で作られてしまって、それに乗らなければいけないような空気が勝手に出来上がっている…。



ただ、これは「SNS」の功罪であって、そのことが「推し活」を苦しくしているのかもしれません。



まず、シンプルにSNSを見過ぎないこと。

個人的には、ここに「週刊誌」をいれてます。


そして、もうひとつ。

1対1でコンテンツと向き合う時間を大切にするということ。自分にとって「推し」とはどういう存在なのか、なぜ応援したいのか、あらためて向き合う時間を大切にしてみませんか?



SNSとではなく、「推し」としっかり向き合いましょう。



「キョロキョロしなくていいんだよ。」

と、言いたいです。




随分と要約しましたが…


この記事元の熊代さんという方は、本を出されているようです。





こちらには、もっと詳しく書いてあるのでしょう。

後で読んで見たいです。



それだよね、と思うことがズバリ書いてあり、でも、おかしいよ、とか、変なの、とか…責めるような事はなく、個人にあった「健全な推し活」を教えてくれているように思います。



情報系のブログやXを見ないと、置いていかれてしまうような焦りを感じたり、自分の知らないことを聞くと、不安になったり…え、どこにそんなことが載ってたの?知らないよ、的に、笑。

また、自分の意に沿わない記事や、情報や、感想を見てザワザワしたり…。



そんなことをしていると、一日があっという間に終わってしまった、なんてこともありました。



でも、「キョロキョロしなくていいんだよ。」

って行ってもらえたら…とても楽になった気がします。。。自分の好きな時間に、必要な情報だけを手に入れればいいんだ、と。



最後に熊代さんの一言を。



本当は、他人の「推し活」など気にせずに、それぞれが身の丈にあった「推し活」をすべきだし、使った金額は「推し」への愛の量とイコールではありません。


本来、ファンとして肝心なのは「推し」に費やしたコストの量ではなく、「どれだけ強く感動したか」だったはずです。それが、金額や回数に還元されてしまうのは堕落だと思いますし、「推し」を愛するという本来の目的から外れていってしまいかねない、危うさを含んでいると思います。




「キョロキョロしなくていいんだよ。」

何度も呟いてしまいます。



自分の中の大切な存在は…

ずっと大切に…窮地の時に、助けてもらったり、慰めてもらったり、目標になったり、勇気をもらったり…そうやって、自分と共に成長させて、本来、誰かの中のその人とは無関係なのかもしれないですね。。。何よりも心血を注いで作りあげた「作品」こそを愛することが、自分を助けてくれたその人への恩返しであり、最大の賛美であり、愛である…最近、そんなことを思っています。





熊代さんの本です。