仕事でもプライベートでも出会う方には、できるだけ笑顔で明るい声色で、挨拶をしたりお話をするようにしています。

すると、お相手の方も同じように笑顔を返してくれたり...。


多少の難しい話やピリつく話でも、お相手が不快にならない程度のテンションでお話させていただくと、場が和んで、お互いが余計なイライラを抱えなくてすむ様になると感じています。


ささやかな事でありながらも、生身の人間ゆえに難しいときもあります。

しかし『感情って伝染するもの』と思うので、、、お互いが心地のいい時間を共有できた方がハッピー♡です。


笑顔になれない日もありますが、そんな日は意識して、口角を上げて笑顔をつくり発声するようにしています。

口角を上げると自然と声のトーンが上がり、対する方を不快にしない声色が出ます。



このような『笑顔で口角を上げる』をキーワードに仕事に当たらせて頂くようになったのは、もう20年近く前からです。

当時、マッサージ師として小さな治療室を開業していた頃がはじまりでした。 


とある初診の患者様から問い合わせ電話があった時、わたしの受け答えや声色を聞いて、その患者様はうちの治療室へ通うことを決めてくれた...っとのちに教えてくださいました。

(もっと詳細にいうと、電話応対がダメなら来店しないつもりだった!と。)


あん摩マッサージ指圧の施術を受けようと思うお客様は、何らかの身体の不調があり、その症状の緩和を目的にしている方が大半です。


身体に不調があると、多少なりとも心がお疲れのこともあり(心が繊細になっていることも)

なので『感情は伝染する!』から考えても、お客様の気分を下げてしまう...なんて事は絶対にあってはならない事です。


身心一如という考え方を大事にするならば、、、身体の不調を緩和に導くためにも、施術のみならず心へのアプローチ(施術者が『よい気』をもちながら、丁寧な会話や傾聴を心がける)も大切になってきます。


そのような経験がきっかけとなり、

『人当たりの良さ、明るい雰囲気や笑顔、傾聴...』そのようなコミュニケーション、ポジティブな感情の重要さを学びました。


また、そのような能力はマッサージ師にとって、技術と同等もしくは技術以上に求められている資質!であることも知りました。



このような考え方は、マッサージ師のみならず、人と関わるような他のお仕事でも必要になるスキルかと思います。


そして、

仕事以外のプライベートでも、友人や知人などの近しい人との関わりなど...。

お互いが笑顔であいさつや会話が出来れば、穏やかな空間がうまれ、その時にふと『小さな幸せ』を感じたりもします。


いがみ合いやマウントの取り合い...など負の感情がうまれる事のない。

いい気が流れている時間。


いい言葉、いい雰囲気から『いい気』がうまれる!そんな感覚は、東洋医学の考え方にも少し通じるものがあります。。。


自分の発した言葉...

相手が発する言葉...

それ一つで、お互いのその日その時の『気持ち』が良くも悪くも変化するものだから、、、自身の発する言葉は大切にしたいですね。