緑内障と診断されて5年と少しが経ちました。
診断される1年ほど前には、高眼圧症と診断されて、その頃から眼圧を下げる目薬を使用しています。

私の緑内障は開放隅角緑内障です。(漢字あってるかな?)

ご承知の通り、緑内障にはいくつか種類があるので、緑内障がみな同じ症状や治療法という事ではありません...。

なので私は自分の事しか分からないので、緑内障は予後はこう!とは一概には言えません。
きっと眼科医であっても予測は難しいのでは?と思います...。


【障内障=失明!?】とは限らないと思っています。
緑内障のなかには急激に眼圧が上がったり、コントロールが難しいタイプの患者さんもいらっしゃるとは思います。
しかし、治療の選択肢はいくつもあるでしょうから、コントロールが難しい方であっても、そのような発作で視力を失うとは限らないでしょう。


ネットを覗いていると『緑内障=見えなくなる、失明する』と感じている方が多いように思います。

そのような文章を見るたびに
「いやいや、そんな簡単に完全に視力を失う事はないよー」と思ってしまいます。
私が楽観的すぎ?なのかも知れませんが(^_^;)

私の場合、視野も視力も崖っぷち!!に立たされているので、わたしこそヤバいんでしょうけれど...。『緑内障=見えなくなる』を当てはめるのならば。


そう簡単に『失明』なんて口にしないでほしい!!って思いもあります。
私は盲学校(視覚支援学校)に中等部と専攻科に在籍していたこともあり、さまざまな疾患から先天的だったり中途で視覚障害になった友人、知人との交流があります。

身近でも在学中に、とある疾患の発作から出血を繰り返して、ある日突然に全く見えなくなった友人もいました。
今の医学では進行を止める術がなく徐々に視力を失った友人もいました。

そんな大変な状況をそばで見てきて、失明することで沢山の事を失っていく様子もみてきました。
私が10代後半〜20代初めに目の当たりにした事で、私自身まだまだ幼く、話を聴くだけでいっぱいいっぱいでどう言葉を返せばいいか分からず、悩んだ時期もありました。

その経験もあり、
あとは、他にも様々な疾患と闘いながらも視力を維持している友人、知人もいるので、、、感覚的な話ではありますが「失明=壮絶な闘いの末」という認識があり。

だからか?
緑内障でもコントロールがうまくいっているなら、そんな簡単に「失明することはない!」と思うんです。

それと、わたしが知る限りでは、、、
緑内障=必ず見えなくなる疾患ではない!と、医学的な文献をいくつか覗いてそう認識しています。
なかには、視野欠損が進んで見えにくくなったり、見えなくなる人もいるには違いないでしょうが。
みんなが皆、そんな悲しい結末を辿るとは限らない疾患(病気)だと思っています。
あくまでも私の認識ではありますが...。

予測は所詮、予測でしかなく。
5年後、10年後、医学の常識が変わっている可能性も大いにあるワケですし!
気にしすぎるのストレスになって、逆にカラダに悪いように思います。。。



追伸、、、
【緑内障=見えなくなる】を見かけるたび、楽観的な私ではありますが、
「わたしって相当な崖っぷちに立たされてるんだよなー!」と、現実に戻されて少し落ち込みます。
だから余計に、考えないようにしているのかも?!

それでも前向きバカなので、
今のギリギリの視力と視野を維持できる!と本気で信じています。