雪がつもる地域では道路状況が日々変化します。


雪がつもると、屋外の点字ブロックは雪にかくれて使えなくなります。
それに加えて、さまざまな場所に予想外の段差や溝ができますし、その道路状況も天候や徐排雪が入るなどして変化します。

雪が降る地域の全盲の方や強度弱視の方は、そのような状況でも、白杖から伝わる情報や視覚以外の感覚をうまく使って、通勤や外出をこなしているので凄い!と感じます。
(私はというと……まだまだです💦)

わたしも視覚障がい歴はそれなりに長いのですが、白杖がないと外出が難しいレベルにまで見えにくくなったのは、ここ1.2年です。

なので、ここ最近になって
全盲の方や強度弱視の方のたいへんさを身近に感じられるようになりました…。

もともと盲学校(視覚支援学校)に中学部と高等部専攻科に在籍していたので、何らかの視覚障がいを持つ仲間との関わりはありました。
なので、白杖が必要な方のたいへんさはよく理解しているつもりでいました……。

が、案外おなじ立場にならないと分からない事って多いのかもなー!?っと、認識を新たにしたところです。

今まで『分かっているようで何も分かっていなかった…』と、思い上がっていた自分が恥ずかしい…⤵️


そんな私はというと……
夏場とは違い、足の運びはかなりゆっくりです。
段差や傾斜を視力で判断することは出来ないので、白杖から伝わる感覚や音をたよりにゆっくり歩くようにしています。
とは言え、けっこうな割合で足首を捻ったりコケたり…ちょっとしたアクシデントはつきものです。

こんな毎回ドキドキ…ハラハラな道中なので、つい!大事なこと以外は「如何に出掛けずに済ますか?」を考えてばかりいます💦
ネットで買い物が出来る時代に感謝です🌠

あとこの頃も、よくお声掛けいただいたり手をかして下さったり…っと貴重なお時間を頂くことがありますm(_ _)m
本当に有難いことです。

そんな時、
不安からつい億劫になりがちな外出をやめずに出掛けて良かった🍀と思う瞬間でもあります。