メガネの修理 | 1級眼鏡作製技能士•認定眼鏡士 AMOのブログ

メガネの修理

こんにちは。
京王線八幡山駅のメガネアモです。

5月なのに、夏のように暑くなりました。晴れ
皆さん、体調気をつけて下さい。

今度紹介するのは
メガネのフレームの修理です。

気に入ったフレームをもう一度直して使いたいと思ってる方には是非オススメグッド!です。

新しいフレームも良いですが、愛着のあるものは手放したくないですね。

メガネフレームは意外といろいろ修理が出来ますので、修理のことは何でも御相談下さい。ニコニコ


ロウ付のみの修理は、1000℃以上の高熱をかけ銀ロウを使って修理します。そのため表面に付いていますメッキ(塗装)が焼け焦げてしまいます。ロウ付面の表裏を磨くため、メッキの下地がむき出しになりシルバーになります。濃いカラーがついている場合、修理あとが目立ちます。
機能的には全く問題はありません。




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レーザーロウ付は、レーザーを照射し溶接をしていきます。そのままでは強度が弱いためレーザー溶接部分に〝チクニロウ〟を使い“差しロウ”をしていきます。溶接部分のみレーザーが照射されるためそれ以外の部分は空洞になっています。銀ロウを使ったロウ付けとは異なり熱伝導がないため、表のメッキが焼け焦げることはありません。レーザー溶接ができる個所、できない素材(ニッケル銅合金)などがございますので、お気軽にお問い合わせ下さい。






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ナイロールのリム切れ、リムの縦割れ修理は、銀ロウを使って修理します。銀ロウは表面張力が強いため、リムの溝凹部分に流れていきます。溝が銀ロウで埋まってしまうため、ナイロールの溝糸がロウ付け部分に入りません。


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フルリムのリム切れ修理は、そのままロウ付けしただけでは強度が保てないため、リムの裏側に添え木を付けて修理します。正面から見れば目立たないのですが、裏側が出っ張ります。
ブロータイプのフレームのリム切れ修理は、裏側が出っ張るためブローがうまくはめ込めません。そのためブロー(アセテート・べっ甲)を削らせて戴くことがございます。



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セル手のコマ切れ修理は、そのまま丁番をロウ付するとアセテートが溶けてしまうため、熱が伝わらない部分まで(2cm)ほどアセテートを剥ぎ取ります。その後、丁番をロウ付し、剥ぎ取ったアセテートを張り戻し、きれいに磨きつないだ部分がわからないように修理します。
剥ぎ取ったアセテートが再生不能な場合は、似た生地を使います。そのため〝ササ系〟の生地の模様等、若干の色違いが出ることがあります。



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