私が新しい仕事に携わるにあたり、意識していることがあります。

これまでも広告代理事業、メディア運営、子会社経営、経営管理、社長室、内部統制と、畑違いの新しい仕事に取り組ませていただく機会が数多くありましたが、その都度意識していること。

それは、

“ゼロリセットでフラットに考える”

ということ。

“組織成果の最大化”が大命題であり、そのために何をすべきか、何をしないべきか(捨てるべきか)、本来この“問い”を日々繰り返し、戦略に落とし込んで実行していかねばならないのですが、どうしても日々の業務や目の前のことに忙殺されてスルーしがち。

“郷に入れば郷に従え”ということわざがありますが、新しい組織で新しく取り組む仕事においては、一旦従来のやり方・仕組みを把握しながらも、過去取り組まれてきたことに対する敬意は払いつつも、あらためて、ゴールを再設定し、現状とゴールのギャップを埋めるにあたり、どのような方策が考え得るか、ゼロリセットで考える必要があると思います。

異動や組織改変は、業務改善や、新しいことを推進する良い機会。

全社的にも“ワンチャンスをものにできるか”の大切な時期。

しがらみのない新参者として、良い意味での特権でもありますので、客観的視点をもって、組織成果を最大化すべく、郷に従いつつ新しい風を吹かせ、トップギアでいきたいと思います。