辞めてくれ〜と思っています
」というのです
と騒いでいるところを後ろから見ていると、急に祖父を思い出しました。
今から35年くらい前、祖父は軽トラックを持っていました。
その荷台に乗って鉄棒みたいにしたり、何かを乗せたりおろしたり、従姉妹達とよく遊んでいたのですが。。
いつも厳しい祖父が、その時だけは嬉しそうな顔をしてチラッとこちらを見ていました。
その時の顔がいつも焼き付いていて、幼い頃はじーちゃんも笑うんだなぁと思っていました
おじいちゃん、あのとき、きっと今の私と同じ、こんな気持ちだったのかもしれないなと今日急に思い出しました
娘たちに日々いろんなことを教えているとき、時折よく祖父が教えてくれたことを、全く同じように教えてる時があります。
挨拶は基本。挨拶されて嫌な人はいないとよくお話していました。
今日はエレベーターを開けてくれたおばちゃんにありがとうございます！助かりました！と大きい声でいった姉2人。
それをおばちゃんがびっくりして言いました。
あなた達何歳？何か武道でも習ってるの？お母さんがよく教えてるのかね？凄い気持ちいいね〜！
↑お母さん、末娘と格闘しながらカートを押していました
ぎょ！今、お母さんはお礼言わなかったね
子どもたちはいったのにね〜
娘たちにたくさん育てられてる最中です
と大笑いしました。
おばさんはお母さん面白いね〜
良いのよ良いのよ、それどころじゃないわよ。必死なんだから。まだまだ小さい子どもたちなのに凄いわよ〜。お母さんの分もしっかり言えたわよね
それが子どもたちはとても嬉しかったようです。
帰り道にこどもをカートに乗せていたお父さんがいました
必死過ぎて子供の靴が落ちたことに気が付かなかったので長女が落としましたよ！！と拾っていました。
そのお父さんは何も言わずに受け取り、サーッと行きました。
長女があのおじさんありがとうって言ってくれなかった
とぶつくさ言っていましたが
まあいっか！いいことした気もするし
たくさんいいこと集めよ。
と自分で解決していました
徳を積む事によって人は成長できる
と祖父が話していました。
普段の日常にところどころ祖父がいるような気がします。
たまにお母さんのじーちゃんとお父さんってどんな人だったの〜？？と聞かれますが性格は違うけれど、誰にでも平等な心を持つところは似てるのかもなぁとお話しました。
父からは厳しくしつけをされた記憶は全く無く、いつも笑顔で優しく、あれだめこれダメと言われたこともなく。。
何も言わずに私に付き合ってくれました。
父がなくなってからは祖父から厳しくあれやこれや沢山言ってきました（笑）
お互い曲げない性格がぶつかり合い、最後はまさかの祖父が折れるという事態が頻発し、今は申し訳なかったなぁと思っていますがとても感謝しています。
祖父や父が生きていたら、娘たちを見てなんて言うかな〜といつも思い出してはフフフとなりますが
そうだ！この前お母さんのお父さんが来ていたよ！！ニコニコしてたよ！何も言ってなかったよ！！と言いました。
どこで見たんだ！！何の夢なんだ！！それは現実だったのかと話しましたが眩しい色の塊だったよで終わりました
会いたいですなぁ。
いつか会えた時、話が盛り沢山すぎて話は尽きないと思います。
娘たちと毎日わちゃわちゃしていますが、いろんなことに感謝しながら今日も1日悔いのないように頑張ろうと思います
