令和3年の夏。
末娘の姙娠と共に、急に旦那さんが布団から動けなくなりました。
同じ会社に勤務していた私たち夫婦。
一気に日常から非日常へと変化していきます。
末娘を出産する予定だった大きな病院の先生の「一言」で状況が一気に動き出します。
先生がそう言ってるならもう仕方ないんじゃない?
都内を離れるのならば、大きい病院がある方にしか紹介状が書けないのであれば、もうこれは仕方ない。
一先ず母ちゃんの実家に引き上げて出産、その間は姉たちは通常通りに保育園へ。
長女が1年生になる前にまたお話しよう。
夫婦で話して一先ずを決めたのです。
ここからがもう大変。
それを決めたのが秋頃。
一気に急展開です。
お父ちゃんの実家の方にある大きい病院に予約をキャンセルし、今通ってる病院の先生に話をし、実家の方にある病院にアポを取る。
コロナ禍でどちらも折り返しとなり、結局どちらも受け付けてくれることになり、乳がん時に大変お世話になった病院に再度お世話になることにしました。
先に郵送で病院との手続きを済ませながら…
引越し業者への見積もり依頼。
お父ちゃんの件についての会社との話し合い。
2人分の退職の準備や手続き。
退職にあたり片付けに挨拶。
娘たちの保育園の退園手続きのやり取り。
実家近くの保育園やこども園への申込み。
お腹に赤ちゃんがいて、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を患いながらも、自分のことはかまっていられない勢いの異常事態となりました。
こんなに大事、人生のビックイベントが何個も何個も一気に訪れます![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
これまでの人生がリセットされるような感覚。
お家も仕事も子どもたちの保育園も。
全てを再スタートさせるような感じです。
不要な荷物の廃棄、泣く泣く取っておきたかった大きなものも処分しました![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
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5階から階段でおろしたりのぼったり。。
お父ちゃんの様子を見ながらお願いし、ものすごい活動量だったと思います![ゲロー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/038.png)
![ゲロー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/038.png)
毎日毎日これでもかとやることがとても多く、仕事を休まないといけない体調なのに。。
仕事よりも忙しくなり、夜はもうぐったり。
幸いにも保育園のお迎えはお父ちゃんができるようになりました。
末娘、本当に良く無事で生まれてきたなと。。
今でも考えるととてもゾッとするんです![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
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ごめんね、ごめんねと。
何度も何度も謝りながらお腹を擦り、休み休み作業をこなす毎日でした。
お父ちゃんとのゆったりした時間が急に騒々しくなりました。
一方お父ちゃんは会社をやめたことにより、やはりどんどん表情も明るくなり、元気になっていきます![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
保育園への送迎、不用品の売買、廃棄や荷物の片付け、夕飯の買い物は出来るようになりました![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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普段の生活はそつなくこなせるようになったお父ちゃん。
それはそれは嬉しかったです。
布団から動けなくなったお父ちゃん。
每日少しずつ復活しています。
それだけが今の大事な仕事と思って、それ以上は少しずつだねと、よく夫婦でお話をしていました。
それ以上のことは今は心配しないで良い、またあとからついてくる、そう信じて前に突き進む毎日でした。
普段は日付が変わっても帰ってこないお父ちゃん。
子どもたちが眠るまでには帰ってこない生活が当たり前だった子どもたち。
お父さんが保育園に迎えに来る日々。
朝も夜も家にもいる状況に長女がとても不安がるようになりました。
目の前のこなさなければならない作業に追われ、1番大事な部分に気が付かなかった私。。
娘からの一言でハッとなります。
お母さん。お父さん、お仕事やめちゃったの?
病気だから?みんなのお父さんとお母さんみたいに誰も働かなかったら、わたしたちどうなるの?
もう保育園にもいけなくなるの?これからどうなっちゃうの?お母さんも赤ちゃんいるのにどうすればいいの?![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
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笑顔が減り、5歳の心は崩壊寸前でした。
今後のことを丁寧に説明しましたが、想像つかない未来に不安になっていきます。
少しずつ安心したような顔つきになるまで暫くかかり、保育園の先生方やママ友達にもとてもお世話になりました![悲しい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/596.png)
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子どもたちのことも、家族のことも、生活のことも全て全て不安。
どうにかせねばと一人勝手にずっと張り詰めていましたが、ときには周りの方々に頼ることは自分自身や子どもたちにとっても、とても大切なことなんだな。
決して一人で生きてるわけではない、私自身も生き方を変えねばならないと思う出来事もたくさんあり、濃厚な一年になりました。
※今はお陰様で家族みんな元気に通常生活に戻っています![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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同じ状況で悩んでる方々がもしいたら。
明日が見えない不安と闘い続けてる方がいるとしたらどんなに不安だろうかと思い、少しでも力になれるならばと書くことにしました。
後から読んで、こんな事があったよねと話せる日が戻るまで。
穏やかに日々を楽しめる毎日に家族みんなが幸せを感じられるように![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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引き続きできることは全力でやっていこうと思っています。