15年近く働いた会社。
とてもお世話になった会社。
こんな形で辞めてしまうのかと旦那さんも複雑な思いがあるようでした。
ようやく、切迫も解除され、挨拶ができる日に会社に行くことになりました。
久しぶりの会社に緊張します。
挨拶をしながら荷物を引き上げることにしました。
荷物がほぼない私と、急にいけなくなった旦那さんの机の中は、今までどんな仕事の仕方をしていたのか痛い程わかるくらい、細かくメモが残っていたり、統一されたファイル。
初めて旦那さんがどんな仕事をしていたのか、どんな思いで毎日頑張っていたのか机の中の様子から伝わってきます。
私とは真逆で神経質でこだわりも強い。
人一倍責任感が強い。
それを改めて再確認することになりました。
結局片付けは丸一日間かかってしまい、荷物は社宅に住んでいる方に車で持って帰ってきてもらうことになりました。
引き上げるとなれば、早く準備をしなければならない。
今度の検診で旦那さんの方の実家に引き上げることをお医者さんに伝え、紹介状を出してもらうことにしました。
⚠文章の書き方で時系列がおかしくなっています⚠
顔が曇るお医者さん。
んー、紹介状が書けない。
というのだ。
どうやら、旦那さんの実家から病院までが遠すぎるというのだ。
もう病院は決めていて、向こうの病院にも次回の診察の予約方法まで聞いた。
受け入れてくれるとのことだった。
その旨を伝えたが、どうしても病院までが遠すぎて危険というのだ。
条件は総合病院。
どんなに遠くても15-20分では行ける病院でないとだめだというのだ。
20分でも遠い、途中で生まれる、ズンさんはいつもスピード出産です。
そんな。。どうすればいいかな、また持ち帰ろうかな。。と思っていたら、先生が調べている。
ズンタローさん、実家に帰る選択肢は無いんだね。どう考えても実家しか無いと思うけど。
そんなことをいうのだ。
んー。。最後になるであろう出産は沖縄でやりたかったけど、そんな悠長なことは言ってられない我が家の事情。
これは困った。
兄も母も毎日とにかく仕事が忙しい。
サポートは無理だろう。
そんな話をしながら先生が言った。
ズンさんの実家から2つもあるじゃない!!大きな病院が!!実家だな、旦那さんとよく話して決まったら教えて。
この前も言ってたような気がする。
こんなに沢山頑張ったじゃない。
身重の身体で、もうかなりの限界ですよ。
優先順位がよくわからなくなっていると思うけど、今はあなたが安心して赤ちゃんを産むこと、そしてあなたが元気であること。あとは、全てあとからついてくるよ。
そんなことを言われました。
全く考えていない選択肢。
旦那さんに相談して都内に残るか、それとも実家に帰るかお話することになります。
こんな大きな決断を1ヶ月強で決められない。
だけど、待ったが聞かない状態となりました。
※今はおかげさまで旦那さんも私も働きながら、家族で立て直している最中です。