私は行く先々で出逢う『先生』が全員素晴らしい方でものすごく恵まれてるなと思います。


乳がんを宣告されたときの主治医も。

東京で長年お世話になった主治医も。

出産でお世話になった先生たちも。

三姉妹全員違う場所で生まれましたがどこも全て素晴らしい先生でした。


なんなら、かかりつけの眼科の先生、小児科の先生も本当に嫌な先生を探すことが難しいなと思うくらいに。


全ての先生に共通する事は、親身になって対応してくれるところ、『信頼関係』がものすごく強いなと思います。


乳がんを患ったときの先生は『大丈夫。絶対に治すからね、一緒に頑張ろう照れ』と言いました。

私にとってその言葉は薬よりも何よりも効く特効薬となり、私を支えました。


暫らくしてだいぶ体調もおさまり、都内へ一旦引き上げるときには

不安になったときはすぐに電話でも下さいね。

東京での主治医もとても経験のある先生だから、心配しないで任せて大丈夫だからね。

と、とても気にしてくださりました。


何より先生が受け持った患者さんの中で、私は一番若かったということが気がかりだった様子でした。


数年経過したころ、都内で診てもらっていた主治医が、地元で出会った主治医と学会で会ったよと教えてくれました。


ズンタローさんのこと気にされていましたよ。

最近はどうですかって。再発転移何もなく、とても元気ですよとお話しましたよニコニコ


その時、地元で出会った主治医はとても嬉しそうな顔をしていたとのことで、私はとても嬉しく思いました。


考えたら、私は当時の先生と同じくらいの年になるのではと。


とても若い先生だったんだなと今思っています。

果たして私が同じくして、今、お医者さんだったらそんなこと患者さんに笑顔で言えるかなと思うんです。


先生の言葉に何度も何度も、助けられました。

先生はあの時言ってくれた

大丈夫。絶対に治すからね、一緒に頑張ろうという言葉を覚えていませんでした。


逆に死なせてしまわないかとても不安だったよ。この子はどうなるかねーと思っていたよ。と後にお話してくれました。


結婚したよと報告をしながら旦那さんと会いに行ったんです。


二人で

先生だって人間なんだもんね。

何でも治せるわけではないんだと思う。

あの『大丈夫、絶対に治すからね。』の言葉だけで支えられてきたものだから、本当に治るんだと当時はものすごく安堵したんだよなぁ。

心配しても先生を見るとすぐに『あ!大丈夫なんだった!』と思えてまた頑張ることができたんだよ。


とお話しながら帰りました。


その時に先生が『死なしてしまわないかとても不安だった』と本心をお話してくれたおかげで、今はもう大丈夫なんだなと嬉しくも思い、これからも大丈夫だから言える言葉なのかもしれない!と妙な自信までつきました。


自信に根拠がなくたっていいと思う。

言葉から得られる安心感はその時々の気持ちにリンクするなと思います。


お医者さんの言葉は患者さんのモチベーションにつながるなと思いました。


奇跡的に助かった私は、先生の言葉により、治るんだなという思い込みに繋がってうまく行ったんだなと思います。


そのくらい言葉は大事だなと思います。

先生との信頼関係にもつながると思います。


眼科の先生に、ホルモン治療で視力低下や緑内障にやりやすいと聞いて心配している。と伝えたら

大丈夫だよ、ハリウッド女優みたいに目が綺麗だからと大笑いしてくれました笑い泣き


子宮で毎年お世話になっていたクリニックの先生は

あなたなら何があったって死なない気がするわ〜。強すぎよ、そのオーラ。誰も勝てないわよ。と真顔で言ってくれました。

とても真面目すぎる先生でなかなか笑わないですが、だからこそ私死なないな!!って本当に思ってしまう。


出産でお世話になった先生も

ズンタローさんの赤ちゃんだから。

強いに決まってるよね。リスクは高いけど信じてあげられるのはお母さんだけだからね。

大丈夫でしょ、ズンタローさんの赤ちゃんだもん。

と言ってくれました。


なかなか大きくならない、そしてトリプルでリスクが高い環境で生まれた三女。


三姉妹の中で1番の元気。

喘息なし、アレルギーなし、よく寝てよく食べるという、姉達にはなかったものをすべて兼ね揃えて生まれてきました。


絶対という言葉はないに等しいかもしれない、不安定なポジションかもしれないけれどそれを信じてみるのもいいなと思います。


信じさせてくださった先生方には本当に頭が上がらない。


先生も人間。

忘れがちだけど何でもかんでもできるわけではないのに、メンタルを整えてくれるプロだなと思います。

そんな先生方と出逢えたことが私の宝物、財産にもなっています。


尊敬します、本当に。


昨日は眠る前にひょんな会話から

私は三女が20歳になるくらいまでは生きたいなと思ってるんだよなぁ。あ?!あ!!あと20年くらいなの!!?人生って本当にあっという間、早いなぁ笑い泣きと笑うと


旦那さんが言いました。

勘弁してくれよ〜ショボーン

せめてみんなの孫見るまでは頑張れよな〜。

と珍しくお話していました。


あと数年経つと父がなくなった年齢になるのかと思うと、本当に人生あっという間だったんだろうなと思います。


人間は欲がすごいから(笑)

私みたいに

『どうかどうか。。生かせてくれ。。神様頼む』

と願っていたと思ったら、今度は

『赤ちゃんがほしい。お願いだー!もっと生きたいです』と、願い。。

『姉妹もほしいです』と願い、

3人の娘たちがいて何不自由なく生きているのに、『60まで生きたい』とか次から次へと欲がすごい出てくる笑い泣き


あれもこれももっともっと!!となりますね。

果てしない。

貪欲に生きてるな笑い泣きあはははは




行ってきますニコニコ