2019年4月30日


平成最後の日




祖母が旅立っていきました。



大正、昭和、平成と生き抜き
きっちり平成最後の日に、おじいちゃんと同じ93歳まで生きて大往生


強い人でした。
優しくて温かくて朗らかな祖母でした。





ダメだと言われた2月初旬

あの頃は泣きながら毎日のように病室に通ってました。

その時があの時だったら
私は今よりも深く深く落ち込んでいたと思います。

いなくなってしまった哀しみは変わりませんが覚悟をする時間をくれたことでちゃんと現実を受け止めることが出来ています。

なんせ、祖母は母がいなくなってから、私たち家族を1番心配してくれていた人ですから。第2の母のような存在です。




祖母は本当に凄い人です。

絶食になって点滴だけで
約2ヶ月半ここまで頑張りました。




苦しかったと思います。

辛かったと思います。




亡くなった日
お昼頃に病室に行ったときには
目を開けてたんです。


でも焦点が合ってなくて

それでも甥っ子の写真を見せたら焦点が合って目で追ってました。

何となくいつもと違うと感じてはいたんですけどね。



最期の時には間に合いませんでした。
苦しまずに息を引き取ったそうです。
それだけはよかったかなぁと。



そんなわけで
平成から令和に変わった瞬間は
葬儀の打ち合わせのため父の付き添いで葬儀場で迎えました。

おばあちゃんと父と伯父さんと伯母さんと…おばあちゃんが作った家族みんなで迎えた新時代です。



世間が新元号お祝いムードのなか
哀しみの令和のはじまり。


とか言いながら
身勝手な孫はライブの心配

ずっとずっと楽しみにしてきたsumikaの初ワンマン参戦

5月2日のチケットはTwitterで「譲ります」募集をされていた方からお譲りいただく予定だったもの。

ご迷惑をお掛けすることになってしまいました。


父は葬儀だけ出ればいいから行ってこい!と言いました。

が、そういうわけにもいきません。

大好きな大切なおばあちゃんです。

いつもどんな季節でも
私が帰るとき車が見えなくなるまで
外に出て見送ってくれたおばあちゃん。

また来てな
よう来てな

帰り際いつもそう言ってました。



今度は私が見送る番です。


また会おうね。
私がそちらに行くまで待っててね。
お母さんとおじいちゃんによろしくね。
ありがとう。おばあちゃん。



明日、最後のお別れをしてきます。