こんにちは。

先月から登録した乳児院での抱っこボランティア。
抱っこボランティアは午前中だけですが、週1回か、行けたら週2回のペースで行ってます。

平日だと乳児院での園長さんで児童福祉司さんでもある方とか、担当の児童福祉司さんも来ていたりするので、土日行くよりは平日の方が児童福祉司さんとちょこっと話しもできたりするのでいいなと思う今日この頃です。

そして、仕事がオフの今日、抱っこボランティアに行ってきました。
今は夏休みシーズンでもあるので、学生さんが実習も兼ねてボランティアに来ていました。

今日は天気が雨なので水遊びやお散歩はできないので、なかよしルームですべり台とトランポリンで遊びました♪

児童養護施設での養育実習が終えたら、児童養護施設でもボランティアをするつもりですが、こちらだと、年齢別にそれぞれ部屋が違うので、子どもたちとお互いに深い関係性を築いていくには、同じ部屋の子どもたちと関わっていったほうがいいとのことで、最初から小さい子どもたちがいいのか、それとも大きい子どもたちがいいのか決めなければなりません。
乳児院での抱っこボランティアでは、ボランティア登録する理由に里親認定登録するためということを書いているので、0歳〜3歳まで、すべての年齢の子どもたちと関わることができるので、とてもいいです。
これから子育てしていくための予行演習にもなるし、子どもたちと関わる時間が少しでも増えることで、ボランティアを通じて色々勉強になることもあるし、なによりいちばんは、子どもたちと一緒にいると、楽しいし癒されますね。そして、子どもたちの心の変化もわかるので、少しずつ成長していく姿がみられるのも楽しいです。

いつも泣いてるRくん。園長さんが抱っこしても泣きやまなかったけど、私が抱っこしたら泣き止んでくれて、しかもなかなか離れなくて、すっかり甘えている様子 なんかとてもわかりやすい…(笑)
園長さんの話しによると、乳児院に来てから1ヶ月ちょっとしか経っていないらしいです。

遊具で遊んだ後は、お絵描き♪
いつも人懐っこいYくんから「アンパンマン〜」とせがまれてアンパンマンの絵を描くことに…。
実は私、絵を描くのが苦手なんだよね〜。ふなっしーなら描けるんだけど(笑)

Rくんもおもちゃで遊んでいて、いつもは泣いてることが多いんだけど、今日は笑顔でした。

いっぱい遊んだ後はお昼ごはん♪
今日は授乳を担当しました。
Mちゃん、ちゃんと全部飲んでくれました。
Jちゃんもいつも笑顔で今日も元気いっぱいでしたウインク

こうして子どもたちと関わりを持っていると、ふと不妊治療中の時のことを思い出すんだけど、「子どもがいない」ということで、不幸だと思っていた自分が情けなく思えてきます。
人生、生きていくなかで楽しいこともあれば、そのぶん辛いこともたくさんある。
「子どもがいない」ということ。たしかに不妊治療はとても辛いけど、子どもがいない、いる、というのは、生き方のひとつであって、子どもがいる、いない、で幸せか不幸か決まるわけじゃない。
子どもがいないということよりも、いちばん辛いのは、実親から虐待を受けたり、事情があって親元を離れて施設で暮らさなければいけない子どもたちだ。
辛いことってそればかりじゃないし、人それぞれなんだけど。
でも、親と子の愛着形成ができていく0歳〜3歳までの成長していくなかでいちばん大事な時期を、親からの愛情を受けずに育っていくことはとても辛いことだと思う。これからいろんな人と関わっていくなかで、愛着形成ができていないと、人との信頼関係が築けなかったりなど、愛着障害になったりと、これからの生き方にも影響してくる。
愛着障害は、施設で育ったからとかの環境に関係なく、家庭で育ってもなるケースがあります。

不妊治療をした、というのは、人生のなかでの一部分で、不妊というのは一生ついていくもの。女性にとってはとても辛いことだけど、ただこの悲しい思いだけを大きく残したままいつまでもずっと引きずっていくのではなく、それ以上に自分らしい楽しい生き方をしていきたいと思っています。

里親制度や特別養子縁組も、「子どもを出産できなかったから」という不妊の苦しみから抜け出すためとか、自分たち夫婦の幸せのためとか子どもが欲しいから、とかではなくて、幸せを望んでいるのはむしろ子どものほうであって、不妊の人を救うためではなくて、むしろ救わなければいけないのは子どもたちのほうだ。

施設で暮らす子どもたちが、温かな家庭で暮らすことができますように。
そして、すべての子どもたちが幸せになれますように。
特に、施設で育った子どもたちには幸せになってほしいし、夢をあきらめずに頑張ってほしいなと思っています。

いよいよ、来週は児童養護施設で養育実習です。
今までの研修で学んできたこと、そして、抱っこボランティアでの経験を生かして頑張りたいです。
そして、養育実習での体験をこれからの未来の子育てにも生かしていきたいです。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。