昨日ソーシャルビジネス関連のイベントに参加してきた。スピーカーの話や参加者にインスパイアされた話は昨日したので、今一度内容を整理してみる。


今般、ソーシャルビジネス、ソーシャルアントレプレナーなる言葉がもてはやされている。国からもソーシャルビジネス支援として70億円の予算がついたそうだ。まるでソーシャルバブルと言ったところだ。


そもそも現在の風潮として、営利企業 VS NPO、ソーシャル企業のような概念が成立しているため、話がややこしくなっているのではないか。原因の一つはNPO(Nonprofit Organization)を非営利組織と日本語に訳してしまったせいで、営利VS非営利の構図になってしまったと思う。


普通の株式会社、NPO、ソーシャルビジネスいずれの形態であっても社会貢献の報酬として利益を受けるのであって、利益がなければ社会貢献もできないし、存続することができない。


つまり、どのようなビジネスであれ利益は必要不可欠だし、また、社会性も不可欠である。


今日我々が、普通のビジネスとソーシャルビジネスという言葉を使い分けているのは、白鳥のことを「白い白鳥」と表現しているの同じことである。本来すべてのビジネスがソーシャルであるはずだけど、どこか歪んだ資本主義社会のせいでソーシャルであることを忘れてしまったのではないだろうか。先ほどの白鳥に例えると白鳥は自分が白い事を忘れてしまったのと同じである。


ここにきて社会がだんだん大事なことに気づき始め、少しずつ変化してきている。いつの日かソーシャルビジネスという言葉が自然に無くなったとき、世の中は少し変わっているのかもしれない。