青山さんの小説見つけたと思って、手に取りました。
ミニチュア写真家の田中達也さんとのコラボ小説。
遊園地の1日が描かれていました。
1メリーゴーランド
2回転マシン
3フードコート
4ジェットコースター
5イベントステージ
6スイングマシン
7プール
8観覧車
メリーゴーランドでは、大学生同士の初デート
回転マシンでは、料理教室で知り合った大人の友達に誘われて・・・
フードコートでは、70代半ばの老夫婦
ジェットコースターでは、遊園地に営業にきた調理用品の営業社員
イベントステージでは、妻は英語教師、妻に引け目夫と娘11歳、息子5歳の家族
スイングマシンでは、引退試合が終わったバスケ部の高校生4人
プールでは、どの回でも出てくるピエロ
観覧車では、今までの回の登場人物がみんな出てくる
田中達也さんが作るミニチュア芸術が素晴らしい
ハンバーガーのメリーゴーランドにスプーンとアジ塩の瓶で作られた回転マシンなどなど
物語の中では、家族の話が好きでした。
ヒーローショーで、5歳の息子が自分の風船をキャッチしてくれた悪役をやっつけようとするヒーローに「やめて」と言う。「ヒーローは蹴ってもいいの?」と泣きながら尋ねる。それに娘が「恥ずかしい」と立ち去ろうとする娘に、父親が「恥ずかしくなんか、ない」と言う。
その後の母親と娘とのやりとりや、夫と妻とのやりとりもすごく素敵で、ほんわかしました。
各回に出てくる外国からやってきたピエロの片言な日本語もいい。キーポイントになっている。
ホントは「山中青田遊園地」なのに、なぜ「ぐるぐるめ」と呼ばれているのかは読んでみてのお楽しみです。