今頃、北極圏のノルウェーでは、白夜が起きている。
さて、この白夜。
何と読むでしょう?
最近では「びゃくや」が普通。
しかし、本来は「はくや」と読む。
「びゃくや」と読んだ人は俳優の森繁久彌氏。
森繁氏の曲「知床旅情」で「びゃくや」と歌ったのが広まった。
その件で、国文学者と争論になったこともある。
しかし、今、俺も「びゃくや」と読んでいる。
広辞苑を調べてみると「はくや」が最初に書かれている。
白を「びゃく」と読むのは、仏教用語の「白衣びゃくえ」が伝わっている。
つまり大昔の読み方が「びゃく」と歴史書に書かれている。
まぁ、兎に角、俺は「びゃくや」と読んだ方が、芸術的には美しく感じるのは確か。
如風でした。