生後3週間ほど過ぎた頃・・・娘がいつも同じ側ばかり向いていることが気になり始めました。

もちろんまだ寝返りも打てないので、自分で自由に向きを変えられるわけでもないのですが、ベビーベッドに寝かせると必ず左を向いてしまうのです。

意図的に顔を右向きにしても、すぐに自分で左を向きます。

「明るい方を見ている?大人の声が聞こえる方を向いている?」とも思い、頭の向きを上下逆に寝かせてみたりもしましたが、やっぱりいつも同じ方向(左)を向いていました。

そして、あるとき、首の右側にしこりのような硬いものを見つけました・・・びっくりマーク

 

気になったので、「向き癖」「しこり」などのワードをネットで検索したり、図書館で小児医療系の本を見てみました。

すると、「筋性斜頸」という病名を見つけました電球

1ヶ月健診の際に小児科医に相談したところ、やはり、「筋性斜頸」との診断を受け、整形外科の受診を勧められました。

 

 

 

数日後、整形外科へ。

初めて、健診以外での病院受診だったので、緊張しましたが、幸い、小児整形専門の先生に診てもらうことができました。

 

診察では、しこりや首と股関節の動きの確認、首と股関節の超音波検査等があり、再度「筋性斜頸」との診断を受けました。

しこりがある側と反対側の股関節(対角線上)も脱臼しやすくなるため、注意が必要とのことでした。

「筋性斜頸」は、胸鎖乳突筋が硬くなってしまい、その方向に向きにくくなり、それが向き癖として現れます。

一般的には、治療せずとも1歳頃までには自然と治るようです。

もしも治らない場合は、手術をするようです。

 

 

 

 

お医者さんからいくつかアドバイスをいただきました。

・向き癖と反対側から声をかけたり、向き癖側を壁側にして寝かせたり、根気強く向き癖を治していきましょう。

股関節脱臼予防のために、きつい服や厚着をさせないこと、コアラ抱っこがおすすめ。

 

コアラ抱っことは、縦抱きで、足がM字開脚のようになる抱っこの仕方です。

首座り前でも大丈夫なようですが、少しやりにくさは感じました。

授乳も縦抱きでするようにしました。

 

 

 

ひとまず経過観察となり、1ヶ月後に再び受診することになりました。

 

 

筋性斜頸の原因ははっきりしませんが、出産時に何らかの形で胸鎖乳突筋に傷がついたり、骨盤位(逆子)での出産の場合になることがあるようです。

妊娠経過で骨盤位が続いていましたが、そんなリスクは特に知らされていなかったので、いくら「帝王切開でも母子ともに健康なら大丈夫」と言っても、何も影響がないわけではないんだなぁ、とちょっぴりもやもやしましたもやもや

帝王切開での出産の際に、産婦人科医が、なかなか赤ちゃんが出てこず、やたらと引っ張っていたのを思い出しました真顔雷

 

心配事が増えてしまいましたが、早く治りますように祈るほかありませんでしたお願い