通信制高校へ行っているお母さんがイラッとしたこと。


全日制高校のお母さんと話をしたら通信制へ行っている子は変な子と言われてムッときた。


ということを耳にした。きっと中学不登校で否応のない対応で通信制高校を選択されたのかもしれない。ご家庭の苦労や努力の子育てにはいつも敬意を表する。


ただ通信制高校へ行っているのは変な子の集団と見られていてもおかしくはない。世間の常識の1つであると思う。通信制高校があること自体知らない。知っても中身を知らない。こういう人は高校というのは全日制だけそれが普通だと思っている。変な子は言い過ぎだけど高校生の中では特異だと。

また、ここの事例というより高校生の集団はこうであるというごく一般的な概念しか持たない人たちからもそう思われる。


データだけで申し訳ないが通信制高校生は全高校生の5%である。高校のカリキュラムも違う。


家庭内で必死に子育てした結果でも全日制高校と比べたらレアな存在だ。


全日制高校へ通う子供がほぼ当たり前の世界ではやっぱり多くの人の認識は通信制高校へ通う子は特異なのだ。


感情論抜きに通信制高校はごく少数派。普通の高校生の親にはその特殊性や大変さをは必ずしも同情や理解を得られるものでない。


こう言えるのは、僕がうつ病になったことがあるからそう言える。病気の一つだとわかってもらってさ自分の辛さは理解されない。周りは病気の正体がわからないので辛さは理解できない。せいぜい同情があるくらい。健康が普通の世間からは特異な存在だった。