1/11 実希☆成人式 | 鹿児島☆ベビーマッサージ教室「ハッピータイム」親子の絆つくり

鹿児島☆ベビーマッサージ教室「ハッピータイム」親子の絆つくり

鹿児島市で、保育士による本格的なベビー教室をしています。


実希、七草の時。

「次の実希の振袖姿は、成人式の時だね~」
「大人になっているんだろうね~」

なんて、とても小さいながら、それなりに色気のある6歳を見て夫婦で会話。
まだまだ先のこと・・・なんて思っていたあの日。

あれから、十数年があっという間に経ち、実希も成人式を迎えることができました。



当日、椅子に座り、化粧をしてもらう実希。

本人もドキドキで、鏡に映っている自分を直視できません。

髪もアップにしてもらい、少しずつ「女性」になっていく実希。

紅を引いてもらい、髪飾りをつけ、その姿を見ながら、色んなことを考えた。

この20年、「自分が親でよかったのかな。ちゃんと、親ができていたんだろうか」

早く二人目が欲しいと願い、できるなら女の子が欲しいと願った。
でもなかなかできなくて、想像妊娠までしたな。

旦那さんは、外国航海中。
女の子がお腹にいることは内緒にしていて、外国でビックリさせてやろうと思って。

産まれてから、実希は体調もよくなく点滴。

この時、当たり前に子どもができて、当たりまえに元気で育つなんて思っていたけど、それはすごいことなんだと感じたな。

産後もミルクを吐いてばかり。
一日に、何回着替えていただろう。

上の子もみながらの、2人目育児。

昼間は遊ばせ、夜の授乳。
寝不足の毎日。

あんなに欲しいと願った2人目なのに、スムーズにいかない毎日に、イライラしっぱなし。
子どもにあたることもよくあった。

しんどくて、しんどくて、子どもと一緒に泣いたこともあった。
布団の中で、泣いたこともあったな。

小さい子を抱き、タンスによっかかりながら朝を迎えたこともあったな。


独身の友達が、羨ましいとさえ思った。

人見知りがはげしくて、外でも泣いてばかり。
いつも、私の服をつかんでた。

それにまた、イライラしたりもした。

そんな実希が、幼稚園に行き、元気に遊んでいる姿を見た時は、やっとほっとしたな。

元気でいてくれればと願ったはずなのに、あれもできない、これもできないと思ってしまった。

できないから、習いごとに行かせる。
今思えばそれは、実希のためではなく、自分のためだったような気がする。

小学校、中学校、高校、社会人・・・・

あっという間に時が過ぎた。


あんなに小さかった、泣きむし実希も、みんなに温かく見守られて、20歳になりました。




あんなに怒ったのに。
あんなに、叩いてしまったのに。

なのに、

素直で優しくて、素敵な女性に育ってくれた。

常に一緒懸命で、まっすぐで。

本当に、感謝しています。

本当に、ありがとう。

会場には、生徒のなりこさんご家族も来てくださり、嬉しかったな。



かりんちゃんとすみれちゃんは、本当に妹みたいにかわいくてしょうがない実希。
お花も持ってきてくれて、実希は大喜びでしたハート

私は化粧崩れをしないようにと思って、涙はがまんしていたのに・・・。
実希の姿を見るなり、泣き出すなりこさん(笑)

その姿を見て、涙腺が崩壊した私(笑)

私たちのために、涙してくれる人がいるということ。
本当に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

ママたちから、たくさんのメッセージや、お花などのプレゼントも届き、たくさんの方に祝福してもらえる実希は、なんて幸せなことなんでしょう。

実希が、ここまで成長することができたのも、ママたちのおかげといっても過言ではありません。
たくさんの方に支えていただきました。

就職もこれから。
障がい者雇用と言っても、なかなか難しい世の中です。

でも、花の木さんでゆっくり訓練しながら、実希に合う会社を見つけていければいいなと思っています。

成長はみんなそれぞれ。

焦りたくなる気持ちもわかります。

けど、子どもの成長に合わせてゆっくりと歩く人生の方が、結果よかったんですね。

子育て中は必至でわかりませんでしたが、20年たち、自分の子育てを振り返って、今だからわかります。


ゆっくりでいい。

子どもに色々と教わった20年でした。

これからの人生の方が長いわけですから、これからも親子でゆっくりと歩いていきますわーい(嬉しい顔)