こちらの続きです。


散々考えた結果、あれこれ取り繕っても仕方ないと腹を決めました。


ひとまずその日のサクラの習い事を休むことを先生に伝え、帰宅後じっくり向き合うことにしました。



帰宅後もサクラの様子はいつもと変わらず、ご飯をしっかり食べてよく喋る。


私は平静を装いつつ、心の中は大嵐。

もう何を食べたかなんて全く覚えていません。


出来るだけ自然に、おおごとだとサクラに思わせないように気を付けつつ、ゆっくり話をしました。



以下、Q&A


Q なぜ引っ掻いちゃった?その時どんな気持ちだったの?

A よく覚えてないんだよね。気づいたらガリガリとやってた。


Q では、お母さん(私)に叱られたときはどんな気持ちだった?

A どうしてやらなければいけないことがきちんと出来ないんだろう。自分でやると決めたことなのに…。


Q 自分を責めちゃった?

A うーん…。うん。ダメだなって思った。



あまり多くは語らずですが、素直に答えてくれました。



私はやってないことをやっていると嘘をついたことをメインに叱ったつもりでした。

でもサクラは勉強をしていないことをやたらとなじられたと感じたようで、

私の伝えたいことと、サクラの受け取ったこととの乖離がかなり大きいことがわかりました。


私の未熟さゆえですね悲しい



「引っ掻いたことは済んだことなので仕方ない。


思春期で、反抗期で、気持ちがどうにもならなくて、ぶつけどころがないときはこれからもあると思う。


だけど、自分に当たるのはやめよう。


机や壁やぬいぐるみに当たり散らせばいい。

怪我しない程度にね。

大声を出してもいい。


でも自分に矛先を向けるのはやめよう。」



きっと私に当たることが出来ず、自分自身に当たりに行ったんだろうと思います。



優しい子なのです…ショボーン


私がそこに甘えてしまった。

私がサクラに当たってしまっていたのかも。



気づけば2人とも号泣していました(お前が泣くなよとは言わないであせる)。