別れと出会いの季節ですね | りんご♪の部屋 ~ひとりごと~

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2022年2月末、突発性難聴を患い片耳が聴こえなくなりました。
りんご♪の日常生活の中で起こったイロイロな事を。
感じるままに思ったままに綴ってあります…♪

おはようございますニコニコ




昨日。

小学校では離任式がありました。

妹ちゃんは迷ったすえに…行かなかったので。

午後に忘れ物を取りに行きました車


その前に学校に電話したら。

妹ちゃんの学年の他のクラスの担任をしていて、なのにいつも顔を見ると妹ちゃんに声をかけてくれて、さらには娘っ子は担任の先生としてお世話になった事のある先生が出て。

しかも、来年度からは違う学校へ異動される…

ので、お礼の言葉を伝えて終わりと思っていたら。

担任の先生が不在で、その先生が対応して下さるということで。

急いで学校へ向かって、ちゃんと顔を合わせて、これまでのお礼をお伝えすることができました飛び出すハート


ベテランの先生なんですが。

子供目線では怖い先生だったと思うけど、私は子供のことを偏った見方ではなくきちんと誠実に対応して下さる先生と、信頼してました。


知ってる先生が段々と少なくなり、寂しいですねぇ泣くうさぎ




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年度替わりは、別れと出会いの季節ですね。


こちら。

シューマンの森の情景の終曲です。


メンデルスゾーンの無言歌的な書法で。

内声にいくつもの音があり、なのにひそやかに鳴らしながらも響きの変化をつけながら、メロディーを際立たせ。

そのメロディーが色んな声部で聴こえてきて。

なかなか内容面で大変な曲だと…


ですが。

とっても素敵な曲で。

弾いてても、胸がキュッとなりますラブラブ




Abschied(別れ)とありますが。

アデューのような長い別れではなく、「また会おうね」という意味合いの別れで。

深い悲しみはなく、また会えるという希望がありますキラキラ






この曲集を弾きたいなぁと思って色々調べたのは。

もうずいぶん前のことで。

冒頭に自分で書いた言葉は、何の解説から引っ張ってきた言葉かはわかりません。


『死が必ず存在するのと同じく、別れは必ず訪れる。

別れがあるからこそ、今、生かされていることに感謝できる自分がいる。

辛い悲しい時でも諦めず、前に向かって生きていく事の大切さを音にしている。』


解説者が感じた言葉で。

シューマン自身が綴ったものではないのですが。

まさしく。

そういう感情がギュッと詰まった曲だと思います。


だからこその難しさ。





音楽は雄弁に語るけど。

それを音で伝えるのは難しい。

だからこそやりがいというものは感じます。


言葉にできない感情はたくさんあります。

そういう気持ちを、作曲家は音楽にしてるから。

たくさん感じたいし、伝えたい。


もちろん。

自分自身の気持ちとも向き合うことは大切。

自分以外の人が、言葉にできない、言葉にしたくない、そんな心の奥にある深い気持ちを感じることも大切。


改めて、そう思いますスター