「助けてください」と言えました。
札幌仲間からは「しんどい時は娘を見ててあげるからいつでも声かけて」ってこれまで言ってもらっていながら頼めない自分がいました。
フリーランスで仕事していた時の感覚が残っているのか「貴重な時間をタダで頂く」事に抵抗があった。頼むならばお金を支払ってプロに仕事としてお願いする方が気が楽だし、仲間にお願いする前に夫婦でなんとかするべきだと思っていた。
でも、どうしても夫婦だけではまかなえず緊急事態が起きた。
ここ数日娘はおっぱいおっぱい。
寂しい思いをさせてしまったのかなと思い私も対応したが一晩ずっとおっぱいから離れず結局一睡もできなかった。さすがに朝方貧血気味にもなり、疲労もたまって手も顔面も痙攣した。これが日中も続いたら…と思うと気が滅入ってしまって、もう無理〜〜ってなってしまった。睡眠不足は人間じゃなくなる…
これでダダをこねられたら…娘に手をあげてしまうんじゃないかと怖くなった。少し離れた方がいいと思った。
でも、主人もどうしても仕事に行かねばならず…
「助けてください。娘を見てください。」
って札幌仲間にお願いした。
快く引き受けてくれて、すぐ迎えに来てくれた。
娘の為にお弁当まで作ってくれて、自然の中で遊んでくれた。
私は1人で寝かせてもらった。
ずっと娘の夢ばかり見ていた記憶だけど、1人で寝れた時の疲労の取れ方はいつもと全然違う。
娘もいっぱいいっぱい遊んで、帰宅した午後にはすっかり熟睡。
「帰りたくない」ってダダをこねて泣いたくらい楽しかったそうです。
夜には、お弁当に入っていた美味しそうなカボチャのウンチが色鮮やかにたんまり出て「消化のいい食事をありがとう」とウンチに御礼したほどだった。
主人や両親も心から感謝していた。
自分達ができない事を他人様がしてくださって本当に本当にありがとうございます…と。
夫婦で乗り越えるべき事もいっぱいある。
この文だけでは「夫は何してる⁈」って話だが、夫も家族の為によくここまで働けると思う仕事量をしている。夫婦そろってパツパツな札幌生活。お互いの役割で力合わせて乗り越えていくしかない。
今回の事に限らず、他の札幌仲間もたくさん手を差し伸べてくれている。最近は素直に甘えさせてもらう事にした。
この札幌転勤は私達家族にとって超ハードである事は事実だが、絶対に意味のある事だと思ってる。
今の私が社会へ還元できる恩返しは少ない。
というか無いに近い。
社会への還元はできないが、「私が元気で笑顔で精一杯娘を育てる事」それが今の私ができる唯一の恩返しだと思ってる。
この恩を忘れずに、娘にはたくさんの人の愛によって育ててもらってる事を大きくなったら伝えたいと思う。
感謝をここに残しておきたい。
「1年前の今日」とかで未来にこの記事が出てきた時に、この恩を忘れていない自分でいたいし、家族全員で成長していたい。
心からありがとうございます。