買い物先で | 強烈自閉くんとの暮らし

強烈自閉くんとの暮らし

28才の自閉症の息子を育てている、落ちこぼれ母のつぶやきです。日々おだやかに暮らしたいのに、何かしら仕出かしてくれる息子…心がポキポキに折れてしまう事も多いけど、たまーに息子から素敵なプレゼントがもらえます。それを心の支えに日々頑張っています。

ぽん太を連れて

行きつけのスーパーへ。


食料品、日用品、衣類、たいていのものが

買えるので

一番良く行くスーパー。


今日の買い物品。







スガキヤ五目ごはんの素と

プリキュアのふりかけ。


ぽん太は28歳の男性だけど

プリキュアが大好き。


でも子ども向けのふりかけだから

うす味だし、味にパンチが無い。


私が買って来たこれ。




こっちの方が大人には美味しいと思うんだけど

ぽん太はパッケージ重視か😔


ぽん太を連れて外出すると

同じく障がいを持ったお子さんと
そのご家族に
結構な頻度で遭遇する。

ぽん太もそうだけど
スーパー好きな人が多い。


でも、今日見かけたご家族は
ちょっと辛かった。

座り込んで泣きわめく
成人過ぎていると思われれる男性。

何らかの理由でパニックになってしまったみたい。

白髪まじりのお父さまが何とか立たせようとするけれど
彼は泣きわめき
座り込んだまま。

お父さまの怒鳴り声が聞こえる。

『うるさい❗いいかげんにしろ❗黙れ❗』

余計に大きくなる泣き声。

結局、外に連れ出したみたい。

お父さまの気持ちも
パニックになった息子さんの気持ちもわかるだけに

胸が張り裂けそうだった。

今はすっかり落ち着いたけど
昔の荒れていたぽん太が重なり
フラッシュバックする。

辛い、辛い、辛い、


スーパーの彼はもう落ち着いたかな。

お父さまはもう怒っていないかな。


穏やかな日曜日を過ごせないご家庭もある。

明日は良い日になりますように、と願う。