28歳、自閉息子ぽん太さん。
今日はヘルパーさんとお出かけ。
同行者はぽん太お気に入りの
60代の男性ヘルパーさん。
前の月に利用希望を出し
サービス管理責任者の方が
日にち、時間、同行ヘルパーさんを調整して下さいます。
前もって同行ヘルパーさんを知らせて下さるのですが
(ぽん太担当ヘルパーさんは4名)
この男性ヘルパーさんが同行だと
とても嬉しそうな表情をします。
行き先はぽん太の希望で決めていますが
コロナが5類になった今でも
大都市のお出かけは許可されず
少々不満のぽん太ですが
今日の行き先は
ぽん太の好きなショッピングモールなので
喜んで出かけて行きました。
お昼ご飯は
モール内にテナントで入っている
チェーン店のラーメン屋。
家族でも良く行く店なので
何が美味しいか良く分かっています。
『ぽん太さんが、これが美味しいよ、と勧めて下さった、ラーメンとチャーハンのセットを頼みました』とヘルパーさん。
全く他人に興味の無いぽん太が
自分のお気に入りメニューを勧めるなんて。
このヘルパーさんに担当していただいて3年くらいですが
最初の頃はエコバッグ2個がはち切れそうなくらい
日用品を爆買いしていたぽん太が
(おそらく当時、買い物依存症、不安症の症状が強く出ていたと思われます。)
今日買って来たものは
マヨネーズ一本だけ。
精神的に安定していると
これだけで満足出来るんだ。
私にとっても大きな気付きでした。
人間関係が希薄なぽん太が
マンツーマンで6時間半のお出かけを
楽しめるようになったのは大きな成長かな、と思います。