勉強会☆ | 強烈自閉くんとの暮らし

強烈自閉くんとの暮らし

28才の自閉症の息子を育てている、落ちこぼれ母のつぶやきです。日々おだやかに暮らしたいのに、何かしら仕出かしてくれる息子…心がポキポキに折れてしまう事も多いけど、たまーに息子から素敵なプレゼントがもらえます。それを心の支えに日々頑張っています。

不定期で行われている
自閉症の子を持つママたちの勉強会に
参加させていただいています。

メンバー10名前後くらいなのですが

高機能自閉症、アスペルガー、自閉のボーダー
重度自閉…


障害の程度が様々なので
抱える悩みも様々です。


自動車運転免許を取得し
遠方の彼女に会いに行く自閉くんがいたり

兄弟の結婚式に出て
『次は自分の番だな』と呟く自閉くんがいたり

話す人、聞く人、
みんな自閉ママなので

我が子の障害の程度は様々でも
特性は良く似ている。

『わかる~!!』
『自閉あるあるだよね!!』

悩みは解決しなくても良い。

聞いてもらえるだけで気持ちが軽くなる。


初めて参加の若いママ。
まだ小さい赤ちゃん連れ。
赤ちゃんのお兄ちゃんである
年少さんの男の子が自閉症。


私もこの会に初めて来た時は
自閉息子は5歳。5ヶ月の娘連れだった。

我が子より年上の子を持つ先輩ママたちに
悩みを聞いてもらった。

先輩ママたちが偉大に感じた。


若いママ、
息子さんの他害と
こだわりの強さで悩んでいた。

周りに同じようなママがいなくて
話せる人がいなかった、と。
話しながら何度も涙を流した。

わかる。
私も息子の話をしながら泣けた頃があったから。


なぜだか今は息子の事を笑って話せる自分がいる。


話を聞くメンバーは
自閉症の子どもが成人前から30歳前。

みんな辛い時期を乗り越えて
今がある。



若いママが言った。

『皆さん、なぜ笑顔でいられるんですか?
私は皆さんがたが神様に見えます❗️』

自閉症の育児はおそらく幼児期が一番辛い。

我が子の成長の先が見えないから。

10歳を越えると
何となく我が子の方向性が見えてくる。
(私の場合)


このママも
あと数年は辛いけど
いつか暗いトンネルを抜ける時が来る。


また新たなトンネルがあるけど
トンネルを抜けるたび強くなるから。


最後は笑顔で帰って行った
若いママ。


私もこの会に
メンバーに
何度も助けられた。


あのママも
笑顔で息子さんと過ごせますように。