自閉症の子を持つママたちの勉強会に
参加させていただいています。
メンバー10名前後くらいなのですが
高機能自閉症、アスペルガー、自閉のボーダー
重度自閉…
障害の程度が様々なので
抱える悩みも様々です。
自動車運転免許を取得し
遠方の彼女に会いに行く自閉くんがいたり
兄弟の結婚式に出て
『次は自分の番だな』と呟く自閉くんがいたり
話す人、聞く人、
みんな自閉ママなので
我が子の障害の程度は様々でも
特性は良く似ている。
『わかる~!!』
『自閉あるあるだよね!!』
悩みは解決しなくても良い。
聞いてもらえるだけで気持ちが軽くなる。
初めて参加の若いママ。
まだ小さい赤ちゃん連れ。
赤ちゃんのお兄ちゃんである
年少さんの男の子が自閉症。
私もこの会に初めて来た時は
自閉息子は5歳。5ヶ月の娘連れだった。
我が子より年上の子を持つ先輩ママたちに
悩みを聞いてもらった。
先輩ママたちが偉大に感じた。
若いママ、
息子さんの他害と
こだわりの強さで悩んでいた。
周りに同じようなママがいなくて
話せる人がいなかった、と。
話しながら何度も涙を流した。
わかる。
私も息子の話をしながら泣けた頃があったから。
なぜだか今は息子の事を笑って話せる自分がいる。
話を聞くメンバーは
自閉症の子どもが成人前から30歳前。
みんな辛い時期を乗り越えて
今がある。
若いママが言った。
『皆さん、なぜ笑顔でいられるんですか?
私は皆さんがたが神様に見えます❗️』
自閉症の育児はおそらく幼児期が一番辛い。
我が子の成長の先が見えないから。
10歳を越えると
何となく我が子の方向性が見えてくる。
(私の場合)
このママも
あと数年は辛いけど
いつか暗いトンネルを抜ける時が来る。
また新たなトンネルがあるけど
トンネルを抜けるたび強くなるから。
最後は笑顔で帰って行った
若いママ。
私もこの会に
メンバーに
何度も助けられた。
あのママも
笑顔で息子さんと過ごせますように。