パワーストーンという言葉、最近よく耳にします。


 石には、不思議な力があるんだな~と思ったお話です。


 お仏壇やお墓、仏像をお祀りする時は、「入魂・開眼作法」ということをしますが、入魂しているのですから、今あるものを新しくする時は、当然魂を抜いて頂く作法があり、それを撥遣作法というのだそうです。


 お仏壇などは、魂を抜いた後は、お焚きあげして頂けばいいみたいですが、問題は、石で出来た仏像や墓石なのだそうです。


 魂を抜いたからといって、粗末にしてはいけないそうですよ。


 お墓の後ろに、古い墓石が積まれているのを見た事がありますが、あれは魂を抜いた後の竿石だったのかも・・・と思いました。


 お墓って、「骨壷の安置所」と思っている人多いと思うのですが、実は大事なのは、「竿石」の部分。

 ○○家の墓 とか書いてある石です。

 そこに魂が宿るので。


 墓石こそ、究極のパワーストーンかもしれませんよ。

 だから、昔の人は、お墓参りが大事だと伝えてきているのでは?


 お墓を新しくする場合は、粗相のないように気をつけましょう!


 そういえば、「河原の石を拾ってはいけない。」と聞きます。

 大昔の古墳の一部だったりすると大変なのだそうです。