先月、主人の父が亡くなりました。
今日は、四十二日です。
七日ごとに、七回法要があり、七回目が四十九日になります。
七日ごとに、法要をするというと・・・周囲は知らない人が多いですね~
または、知っていても・・・「そんなことしてたらキリないからしてない」と言う人も珍しくありません。
では、昔の人は、何故していたのでしょう?
私は、必要であるからしていたのだと思います。
七日ごとに、係の仏様が違うそうです。つまり、ご本尊が違うということですね~
ちなみに・・・
四十二日は、普賢菩薩(ふげんぼさつ) さま。
お釈迦様の脇に控えていらっしゃいます。
どんなに悪いことをした人でも、生きていた中で、例えどんな小さな善行であっても見つけ出し、閻魔さまへ進言して下さるというお役目があるそうです。
つまり、四十九日の際、閻魔さまが下す最終裁判に関係してくるのでしょう。
七日ごとに裁判が行われ、最後が閻魔大王さまということだそうです。
キリがないからと、「七日ごとを放棄して、とりあえず四十九日だけすればいいや」というのは、弁護士なしの一発勝負の裁判の様だな~と思いました。