先日、ちょっと不思議で、嬉しいことがありました^^


アニマルコミュニケーションのモニター募集を始めて1ヶ月。

お申し込みを頂いた方の動物さんたちとお話をさせていただくなかで、なぜか飼い主さんからお預かりしている質問をする前に、「伝えてほしいことがあるんだけど」と動物さんの方から話をされることが多くて。

内容は様々だけど、微妙に飼主さんからの質問内容ともリンクしていることも。

そんな動物さんたちの”生の声”を聴くうちに、わたしもちょっと真剣に、うちの子たちとお話する時間をつくってみようかな?と思うところがあったので、日々の暮らしの中で、うちの子のたちと両親のアニマルコミュニケーション通訳(?)をしながら、楽しい鍛錬をしていたのですが^^

ある朝、母のお友だちのワンちゃんのコミュニケーションを伝言で頼まれたのですが、その日も繋がってみるとやっぱりワンちゃんの方から話を始めたんです。

もう老齢のそのワンちゃんは、自分の介護をしてくれているお母さんの心の声を毎日聴いていたのですが、「お母さんに、自分が子犬だった頃のことを思いだして欲しいと伝えて欲しい」と話してくれたのでした。


もしも、純粋に通訳に徹した場合なら、基本的には動物さんから受けとった言葉を飼主さんに伝える、というやり方になるのだと思います。
コミュニケーターの本質はそれだけではないけれど、基本的には「メッセンジャー」は大切なしごとの一つ。


でもね、わたし、最初から有料モニターで募集する!と決めた時に、一個決意をしたんです。


今までのわたしの限界を超えたものを提供できるようになって、アニマルコミュニケーションの可能性の扉を、もっともっと世界に向けて開こうって。

わたしが自分につくっていた限界とは、『
誰とでも自由に楽しくお話ができるようになること』。
人間同士のコミュニケーションのルールからはみ出るのが怖くて、動物たちや自然とお話する時のようなハートコミュニケーションを表に出すことを、制限していたんです。

でも、動物たちと、飼い主さんが自由に喋れたら本当に楽しいしワクワクするな、と心から願った時、わたしはその道のプロを歩くひとりとして、自分の制限を外すことを決めました。

だってね、わたしが今まで出会ったひとたちは、みんなちゃんと喋れてると思うんだもん。

動物病院で働いていた時に、たくさんの飼主さんと動物たちのハートコミュニケーションの様子を目にしていたのですが、わたしが感じる限りでは、動物を愛している飼主さんの多くは「自分は喋れない。喋れるわけがない」って思いこんでいるだけで、けっこう日常的な会話は成立していたりします。

ただ、専門用語が出てくると人間同士でも「?」ってなるのと同じで、ちょっとコツのいる会話だとお互い通じなくて難しいと感じていることがあるとか、お互い動揺していたり、リズムがズレていると急に相手の言っていることがわからなくなるとか、そんな感じ。

だからね、願い続けていました。

”まずは、飼主さんに”自分自身も自分の動物たちとちゃんと会話をできている”って気づいて頂けるようなコミュニケーションができるコミュニケーターになりたいから、そのための練習をさせてください”って。


そうしたらね、今回、その兆しがみえる出来事があったんです^^

今回、急に元気がなくなって、もうあと数日のいのちかもしれない、というちょっと緊急性の高い依頼だったので、お電話で、飼主さんが落ちつけるように母を介して伝えてもらうことになっていたのですが。

母が、わたしがワンちゃんから受けとったことを伝えるために電話口で口を開く前に、なんと飼主さんの方から、「さっきね、急に子犬時代のことが頭に浮かんで、その頃好きだった○○や××をさっきしてあげたら、今嬉しそうに、穏やかな表情でくつろいで寝ている、と伝えてきたのです。

驚いたのは母で、わたしがワンちゃんから受けとったこととして言ったことと全く同じことを、伝える前に飼主さんの方から言ってきた!とビックリしていて。

そして「それが○○ちゃんが一番して欲しかったことだよ。さっき娘とワンちゃんは、あなたが今言ったことと全く同じことをお話していたんだよ。あなたはちゃんと自分で○○ちゃんが一番して欲しかったことに気がついて、それをしてあげたんだね」と母が伝えると、飼主さんは「そう言ってもらえて、すごくほっとした。わたしは分かってあげられていたんだね」と言ってくださったそうです。


『お母さんにボクの言葉を伝えてほしい』というワンちゃんのこころと、『なにかしてあげられることはないのかな』という飼い主さんのこころが生み出した奇跡の瞬間に、今回わたしはコミュニケーターとして参加させていただけた。

なにより飼い主さん自らが、可能性の扉を開けてくださったことが本当に嬉しくて(*^^*)


これはまだ、小さな小さな、たったひとつの可能性の兆し。


でもなんかね、飼主さんとワンちゃんから伝わってくる、お互いに対する愛の源流が、とても嬉しかったの。

だってそこには、相手に心をこめて伝え、聴いて、心をこめて受けとるコミュニケーションの流れがちゃんとあったから*^^*


突発的な有料セッションモニターにも関わらず、「楽しそう」と参加してくださった、そして心のなかでひっそり始めたこの試みを応援してくださった飼主さんと動物さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございます(*^^*)

まだまだ、学びの途中なので、有料ではありますが、まだしばらくはモニター価格でのセッションを続けていけたらと思っています。


そして近い将来、「アニマルコミュニケーション」それ自体は、世界にたくさんある言語のひとつなんだ、くらいの認識が世界に広がったら面白いなー♪

全ての言語と同じように、基本さえおさえれば彼らと「喋れる」ことは前提で、あとはお互いのこころであり、伝え方次第なんだ、って^^


わたしもまだまだ、精進するぞ~!



兆しを開いてくれた全ての存在へ

心からありがとう♡(*^^*)


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