行動を変える言葉がけ

ちょっと古い話ですが、

朝のドラマ「ひよっこ」の

向島電機では工場ライン長さんが、

いつも元気よく、

 

「ご安全に〜〜」と、

 

従業員に声をかけていました。

あれ、すごい効果的な、

言葉がけなんですよ。

 

 

 

私が、生活のために、

12年間働いていた某大手工場では、

 

「気をつけて〜」ではなくて、

「ご安全に〜」が使われていました。

 

 

聞き慣れない言葉なので、

最初は、なんだか耳馴れず、

もぞもぞしました。

 

茅ヶ崎 心の癒しサロン

心の癒し専門家 小林美由起です。

 

なんで「ご安全になんだろう」

って、思っていました。

 

それから、10年近く過ぎて、

いろいろ学び始めて、

やっとわかったんです。

 

脳は否定語を理解できません。

 

例えば、

ピンクの水玉模様の傘を

想像しないでください。

 


ピンクの水玉模様の傘を

想像しないでください・・・

 

 

 


って、言われると、

ついつい、その言葉通りの

ピンクの水玉模様の傘を

思い浮かべちゃったり・・・

 

 






そして、

脳は指令がないと働きません。


赤いバッグ欲しいなー。

どんなデザインがいいかな〜と思って

何気なく、街を歩いていると、

今まで、ほとんど、

目に付く事がなかった赤いバッグが、

いきなり街中にあふれている。

 

というか、

赤いバッグに目がいくw



これは、「水玉模様の傘」とか

「赤いバッグ」という言葉が、

脳に届いて、無意識に、

それを探し始めるんですね。

 

そして、それは行動にも影響します。

包丁を使っているとき

 

「指を切らないように」

 

なんて思った瞬間

 

 

「あっ!」

 

 

 


濡れた床を歩く時

 

「滑らないように」

 

 

 

って気にした瞬間

 

「ツルッ!!」

 



脳は否定語を理解できないので、

フレーズの最初の単語に

フォーカスします。



指を切る、滑る。


そこで、

工場や職場でよく使われる声掛けは、


「ご安全に〜」なんですね。

 


安全に!

 

というキーワードを

脳に届ける事によって、

無意識に、安全な行動を

とるようになるんです。

「怪我のないように」


「事故のないように」


だと、ちょっと危険らしいです。


私たちカウンセラーやコーチは、

このように脳の特性を利用して、
クライアントへの言葉掛けをします。


これは、基本中の基本なので、

家庭や職場、友達同士での会話にも、

うまく利用してくださいね。

 

コミュニケーションニミスよる、

人間関係を円滑にする方法にも、

引き寄せ力を高める方法にも有効です。

 

親子でも同じ。

親の言葉の影響力って

ものすごいんです。

 

お子さんの個性と心を育てるには

言葉ってとても大切になります。

 

 

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