国分寺で、親子の笑顔を応援している「しあわせつむぎ」です。

 

昨日のオンラインクラスの中で、赤ちゃんの吐き戻しについてのご質問をいただきました。

 

 

胃の機能が未成熟な、小さな赤ちゃんに多いのですが、

「吐き戻し」が多いと、ママは不安になってしまいますよね。

溢乳(いつにゅう)といって、おっぱいの飲みすぎや、げっぷ不足で口の横からたらっと

出てしまうような場合は、生理的な現象なので心配することはありません。

 

 

 

逆に、「こんな時は、病院へ」という基準は、以下の通りです。

 

<病院を受診すべき症状>

  1. ヨーグルト状やかたまりのような吐物の場合
    (母乳が胃酸と混合され胃内で消化されたことを表すため、逆流性食道炎を起こしやすい状態)
  2. 元気だった赤ちゃんが突然嘔吐を繰り返してぐったりしてしまった場合
    (腸重積症)
  3. 頭頂部にある大泉門に腫れがある場合
    (頭蓋内圧上昇、髄膜炎 等)
  4. 嘔吐とともに下痢もひどい場合
    (ウイルス性胃腸炎)
  5. 嘔吐とともに発熱や血性の下痢を伴う場合
    (細菌性胃腸炎)
  6. 嘔吐物が茶色、黒色っぽくなる場合
    (内因性血性嘔吐で、消化管から出血している恐れがある)

 

※こちらの記事にも、詳細出ていますので、よかったら、見てみてください。

 

 

 

 

昨日の赤ちゃんは、吐き戻しの量も多くなく、

何よりご機嫌だったので、心配なさそうでしたが、

 

・飲ませる量

・授乳後の頭の位置を高めにする(クッション、枕を使ったり、縦抱き)

・うつぶせなど、おなかが圧迫されていないか

 

など、気をつけてみてみてくださいね。