お迎えに行くはずだった。
保護して
幸せを掴ませる
私たちは
いつも
そんな信念を持ちながら
迎えに行く。
どんな子であろうと。
先には
幸せしか見てない。
それなのに
シーズーちゃんは、
私のお迎えを待たずに
天に駆けて行ってしまった。。
無念でしかない。
体調がよくない！と
急遽センターに向かうも
間に合わず
シーズーくんは
さよならを云った。
目の光を失ったこの子を見て
涙が溢れた。。。
ねえ！
やめて！
飼い主さん
この子の持病はなんだったの？
知ってるよね？
あなたが棄てた命に
センターの職員さん、
ボランティアの皆さん、
私の心、
一生懸命に救おうと努力した。
なぜ
飼い主のあなたがしなかったの？
なぜ
最期の時を
この子の側にいてくれなかったの
なぜ
私たちが
涙を流さなきゃならないの
悔しい
悔しい
悔しくて仕方ないよ
助けれなかった悔しさも
飼い主が見捨てた命にも
腹が立って仕方ない
涙を返してよ
泣きたくなんかない！！
センター職員さんが云った、
心臓が悪そうだったから
お散歩も控えて
心臓のお薬も与えていたんですけどねぇ
性格は本当にイイコだったんですよ、
って。
懸命に
幸せ願ってやっていたけど。。
この子は
飼い主を待っていたかもしれない。
ただ、
センターで大切に想われ
天にいけたなら、
目を向けられず
死にゆく命がまだたくさんある中、
この子は
幸せだったと
せめて思いたい。
飼育放棄？
犬がいなくなっても探さない？
本当にやめて。
無責任な飼い主たちの
そんな行動があり、
悲しい現実が後をたたない。
救って幸せを掴む
目標はあるけれど
それが目的ではない。
その前に
こんな悲しい子達がいない
収容されるような
犬や猫を
なくならさなきゃ
って言いたいの！
私たちは、救っても救っても
きりがない。
救いたいんじゃなくて、
収容される子達がいない街にしたい。
最期まで
愛され、
大切にされる子達で
溢れる街に・・・
一人一人が
意識を持って
家族の一員として大切にしてほしい。
プードルくん
迎えに来たよ
シーズーくんの分も
無念に消えてしまった命の分も
幸せを掴もう、
必ず。