息子(中2)の通う塾では、学校のように毎年やるのではなく、希望をすれば面談をしてもらえます。
中1の頃は、模試の成績ばかりを気にして勉強をしてきたのですが。
先日行った学校説明会で、思っていた以上に内申点が大事だと今さらながらに気づきました。
そして、中2の1学期の通知表を見て、偏差値を上げても内申点が悪いから受けられない可能性が大なことに危機感を覚えて、塾の面談を申し込みました。
最初は、先生と私の2者面談のつもりで申し込んだのですが、先生から「3者面談でも良いですよ。」と言われました。
結局は、面談後に私から息子に「先生が〇〇した方がいいって言ってたよ。」と伝えることになるし。
間に私が入ることで、息子が「お母さんは先生の言ったことを盛ってる」と思いかねないので、3者面談にして息子にも直接話しを聞いてもらうことにしました。
まずは、内申点の話し。
息子が気に入っている学校に行くには、内申点が全然足りないことが分かりました。
そして、「テストの点の割りに評価が低い科目がある」ということが判明。
理由としては、授業態度や提出物が考えられるとのこと。
息子が言うには、提出物は出している。
先生が言うには、塾での授業態度を見る限りマイナスされると思えない。
「何か心当たりはありますか?」と聞かれました。
息子には心当たりがなかったようですが、私にはありました!
字が超絶汚い。
薄くてヘロヘロ。
提出物を出しても、あの字だったら頑張ってやったとは思って貰えるはずがない。
親の私だって、読むのが嫌になるほどです。
何なら本人も読めない。
授業の感想を学校で提出する場面が何度もあるようですが、あの字だったらいいことを書いても評価されない気がします。
今までも何度も言って来たのですが、全く耳を傾けなかった息子。
けれども、「その可能性はあるかも。」と先生が言ってくれたおかげで、ただの私の戯言ではないと認識したようです。
とりあえず、夏休みの宿題から丁寧に書くことになりました。
でも、やっぱり字って習慣ですから。
ちゃんと書こうとしても決して綺麗ではないし。
「丁寧に書く」ってことを忘れてしまうこともしばしばです。
長期戦になりそう
次に相談したのは、安定のできない英語についてです。
この対策としては、
・毎日、寝る前に単語帳を読む。
・中1の問題集を解く。
ということを提案していただきました。
「毎日やることが大事だよ。3日坊主にならないようにね。」と先生に念を押され、元気に「はい!」と答えた息子。
面談の次の朝に「昨日、単語やった?」と確認したら、「あっ、忘れた。」。
3日坊主どころか…。せめて、言われたその日くらいはやるものでしょ。
息子は、自分は塾に行って、塾で出された宿題をやっているから頑張っていると満足しています。
そこで最後は、「成績を上げるには、宿題以上のことをやらないとダメですよね…?」と質問してみました。
すると先生が、
「模試の成績というのは塾内の順位なんです。塾の宿題というのは塾に来ている子はみんなやっているから、それをやったからって順位は変わりません。上の順位の子を抜かさないと、自分の順位が上がることはないです。塾の宿題をやっているだけでは、現状維持しかできません。」。
大変分かりやすい説明でした。
昭和生まれの「上に行きたければ、他人より努力しろ!」という精神論よりも、論理的で息子も納得していました。
塾長との面談は、大変有意義な時間でした。相談相手はプロに限りますね!
夏期講習中の塾が忙しい時期に面談をしていただき申し訳なかったですが、中2の今からやれば間に合うことも多いので、やっぱり申し込んで良かったです。
そして、いつも思うことですが、どんなに良い方法を教わっても実践しなくては意味がない。
成績の良し悪しは、言われたことをできるかどうか。
この夏休みに勉強させたいのは山々ですが、私のそのものすごい気合いを感じとった息子が、毎日友達と遊びに出かけ家にいないので、やらせる時間がありません