父が入院しておりまして、用事のない日は病院に通っています。
子ども達の春休み中は、ほぼ毎日のように病院通い。
娘(高2)は部活やら合宿やらでほとんど家にいませんでした。
ところが、息子(中2)は夜に塾の春期講習に行く以外は予定なし!
去年の春休みは、午前中は勉強タイムにして春期講習の復習をしていたのですが、今年は自分で塾の宿題はちゃんとやっているようなので、私は一切口出ししませんでした。
朝起きたら塾の宿題と公文を早々に終わらせ、YouTubeを見て過ごし。
お昼を食べたら、友達と遊びに行く毎日。
塾ギリギリに帰宅して、軽食を食べて塾に行っていました。
息子の勉強を一緒にやらないと私には時間の余裕があり、息子にも遊ぶ時間がたっぷりあり、平和な春休みでした。
そして、春休み明けにあった4月模試。
模試の範囲すら私は知らない状態でした。
模試が終わると今までは、「英語以外はできた!」とハイテンションで帰宅していました。
息子のテストの感触は全く当てにならず、自己採点すると全然できていないこともあるのですが、本人はいつもできたつもりでした。
それが今回は感触を聞くと、珍しく「まぁまぁ。」。当日は、自己採点をせずに寝てしまいました。
次の日、一緒に自己採点をすると、稼ぎ頭の国語が全然できていない
得意なはずの文章題でも失点しているのに、息子が苦手とする文法の問題が20点分も出題されボロボロ。
稼ぐどころか、「平均点に届くだろうか?」という点。
みんなもできなかったことを祈るしかない。
模試の回数を重ねるごとに、偏差値が上がって来ていた数学は、1問間違えで過去最高点
息子が驚異的に数学ができるようになったとは思えないので、問題の難易度が低かったと予想され、偏差値はたいして出ない気がします。
そして、安定のできない英語。
過去最低点とどっこいどっこいになりそうです。
苦手な英語は、宿題だけでは習得することができず、宿題の倍は問題を解かないと普通レベルに達しないということが証明されました
上を目指すなら宿題の3倍は解かないとな。
3科目総合しても、数学だけで英・国の悪さをカバーできそうにもないので、模試の結果は去年の入塾時と同じレベルになってしまう気がします。振り出しに戻る…。
親も子も中1の後半に向けて、どんどん気持ちがだらけてしまっていました。
新学年になったことだし、次からは気合いを入れ直して、息子を頑張らせるのを頑張ります。
今回の模試の見直しをしていて、なぜ息子の勉強を一緒にすると時間がかかるのかを思い出しました。
まず、「10時から模試の見直しするよ。」と事前に声かけ。
10時に「始めるから、模試と鉛筆持ってリビングに来て。」と言っても、携帯を見ていて全然来ない。
私のスマホで、息子の携帯の画面ロックをする。
しばらく、不貞腐れる息子。
そのステップを踏んでからようやく勉強スタート。
途中で「塾のテキスト持って来て。」と言って部屋に向かわせると、その後戻って来ない。
その間、私はリビングのテーブルで待機。
私だってやりたい家事があるのに、待っている時間が長いのです
かと言って、私が待つのをやめて家事を始めたら、息子は「しめたもの」と思って二度と勉強をしに戻って来ません。
親になってもたいして成長はしていませんが、「忍耐力」だけは養われたと思います。
私の忍耐と息子の成績が比例するこの現状、いつまで続くのやら
話しは変わりますが、先日は父の誕生日でした。
両親、兄、兄嫁、私の家族、妹の入っているグループラインがありまして。
メンバーの誕生日には、みんなでおめでとうのメッセージを送り合っています。
例年、おめでとうの後に何か一言付け加えているのですが、肺の持病で苦しんでいる父にはかける言葉が見つからなかったのか、みんな「おめでとう。」の一言メッセージになっていました。
そんな中、息子の送ったメッセージは、
「おめでとう!いろんなことが起きて大変だと思うけど、今年・今日という大切な日々を楽しく過ごしていってください!」
父に温かいメッセージが送られたことも嬉しかったし、それを送ったのが息子だということにも感動して、泣きそうになりました。
びっくりするくらい手のかかる息子ですが、時々、人の心を打つ会心の一撃があります。
「人の気持ちが分かること」は、テストよりも大事なことです。
そんな彼に何かやりたいことが見つかった時に、スムーズにその道に行けるように、しっかりと基礎学力を身につけさせたいと思っています。