子宮頸がんのワクチンを、小学校6年生から高校1年生の女子は公費で受けることができます。
このワクチンは副反応が問題となり、一時期、積極的な勧奨が差し控えられていました。
現在は問題ないということで、接種勧奨が行われています。
けれども、娘のことになると慎重になってしまう私。
ずっと控えられていたのが、再開しても打つ気にはなれず。
副反応が怖くて、迷い続けて。
ついに娘は高1に…。
高1の間に打たなくては、公費で受けられなくなってしまう。
悩んで、パソコンで情報収集をする日々。
すると、ある日学校から帰った娘が。
「私はいつ子宮頸がんのワクチンを受けるの?」
とタイムリーに話題を振ってきました。
「ごめん、それどうするか今考えているんだよね。打った方がいいのだけど、昔副反応が問題になったからね。」
と言う私を一蹴。
「えっ、私受けるけど。副反応の確率よりも子宮頸がんになる確率の方が高いんでしょ?受けるに決まってるじゃん!がんになったらどうするの?!友達もみんな打ってるよ。」
ですよね~
慎重になりすぎて、合理的な判断ができなくなってしまっていた私。
娘が目を覚まさせてくれて良かったです。
また、こういうことは親である私が決めなくてはと思い込んでいたのだけど。
もう自分のことは自分で決められる年齢になっていたのですね。
最初から一人で悩まずに、娘に聞けば良かったと思いました。
高校生って。
子どものようで大人。
大人のようで子ども。
どちらの気持ちも分かるから、葛藤が多い時期なのでしょう。