小学校のテストは、勉強しなくて点をとることができます(漢字以外)。
理科も社会もたいていは、テスト問題に答えやヒントが書いてあるから。
小学校のテストは暗記しなくても、多少記憶があやふやでも、それなりに点がとれるようにできています。
小学校と中学の試験の難易度のギャップが激しすぎると私は思うのです。
私が中学の頃も苦労しました。
「ここを覚えれば試験ができる」と言われても、「どうやって?」という感じでした。
そして、試験前に周りを見回して勉強方法を知るのです。
チェックペンで塗りつぶされた教科書を持っているとか。
自分でルーズリーフにまとめて。
重要な箇所をオレンジのペンで書いて、赤下敷きで消えるようにしているとか。
なるほど!
そして、次から真似。
いろいろ失敗を繰り返し。
試験ギリギリに勉強を始める私は、試験前までにまとめ終わらない。
教科書塗りつぶすのが一番自分に合っていると気づきました。
勉強方法が分かれば、あとはやるかやらないかです。
小学生の頃、娘(高1)の担任だった先生。
「正しい方法で勉強をすれば誰でもできるようになる。」
がモットーでした。
小5のときに担任になり。
算数の授業について来られなくなっていたクラス子数名に、補講をして九九を覚えさせ、小5に必要な学力まで引き上げたすばらしい先生でした。
裏を返せば、正しい方法でなければ、どんなにやってもダメなのです。
漢字を〇回書けば確実に覚えられる。
そんな回数は決まっていないのです。
10回書いても、20回書いても覚える保証はないのです。
ドリルの漢字全部を何度も書くよりも。
ドリルを解いて、書けなかった漢字を答えを見て書いてみる。
書けなかった漢字にマークをして、ドリルの書けなかった漢字だけをまた書いてみる。
その繰り返しで漢字は覚えるのです。
理科も社会も何度教科書を読んでもテストではできません。
読んだだけで覚えられるのは、一部の頭のいい人だけ。
大事な箇所にチェックペンをひいて、隠して書けるか試す。
書けなかったら、隠して書けるようになるまで繰り返す。
大人にとっては当たり前の勉強法。
中学生になったばかりの子は知らない子が多いです。
春から塾に通い出した息子(中1)。
「社会でこのページ覚えて来るように言われたのだけど、どうやって覚えたらいいかな?」
娘(高1)のおすすめの「チェックペンアルファ」を息子に買い、大事な箇所に線を引くようにいいました。
赤下敷きをのせると見えなくなるでしょ?
息子は、「なるほど!」と初チェックペンに感動していました。
チェックペンと一緒に付箋も渡したのですが。
「これ何に使うの?」
宿題を出されたページやテストのあるページに貼っておくとすぐ開けるよ。
「なるほど!」
便利グッズも知らないと使えないですよね。
先日、塾からの保護者用の手紙を持ち帰って来た息子。
先生から大事なところに線を引くように言われたんでしょうね。
大事な箇所が全てチェックペンで塗りつぶされていました
ただでさえ、老眼で細かい字が見えないお年頃なのに見にくい
中学生男子の手紙を親に渡さない問題。
小学生の頃は「連絡袋」というものがあり、プリント類は全てそこに入れてあったので、手渡されなくても「連絡袋」を探ればどうにかなりました。
中学生になって「連絡袋」はなくなり。
プリントを貰ったときのために、クリアファイルを持たせたのですが。
配布物が多く、すぐにいっぱいになりました。
朝学校に行く時に、「クリアファイルがいっぱいだ。」と言って、中身を全て机の上に出して出かけて行きました。
帰って来たら、「今日必要な物も全部出して行っちゃったよ。」。
娘がドキュメントファイルを使っていたのを思い出し、息子にも購入しました。
息子のは文具店で買ったのでこんなにかわいくありませんが、「ドキュメントファイル」とはこんな感じ↓です。
息子は、
「入れておくもの」
「配布物・提出物」←ここに保護者への手紙を入れる。
「宿題」
「出していい物」
に分けて使っています。
これで、私が気が向いたときに「配布物」のところを見れば大丈夫。
上の子の真似で、下の子はいろいろ助かっています
上の子は何を参考にしているのか?
今どきの子らしく、YouTubeです。
文房具もコスメもみんなユーチューバーから学んでいます。
もう雑誌は売れない時代ですね。。